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バストのサイズをダウンさせる方法はある?自分でできる方法から美容整形まで紹介

バストのサイズをダウンさせる方法はある?自分でできる方法から美容整形まで紹介

女性にとって、バストの悩みは尽きないもの。「大きくしたい」と望む人がいる一方で、大きなバストに悩み、「小さくしたい」と希望する人も少なくありません。バストのサイズを自分でコントロールすることは難しく、理想のバストを手に入れるためには美容整形も視野に入れる必要があります。当記事では、バストサイズをダウンさせるためのセフルケアや工夫から、美容クリニックでの施術方法まで詳しく解説します。

自分でできるバストのサイズをダウンさせるケア

自分でできるバストのサイズをダウンさせるケア 胸が大きい方はそうでない方に比べて、胸に脂肪細胞が多く存在しています。これらの脂肪細胞の数は自然に増減することはなく、胸に蓄積される脂肪は皮下脂肪であるため、運動をしても落ちにくい性質があります。 ですが、バストのサイズを落とすために、自分で実践できる方法もいくつかあります。以下に、簡単にできるバストサイズダウンのためのケア方法を紹介します。

胸はどうして大きくなるのか

胸が大きくなる原因には、「遺伝や体質」、「女性ホルモンの関係」、「生活習慣の影響」などがあります。これらの要因について詳しく見ていきましょう。

・遺伝や体質
バストのサイズは、約30~40%が遺伝によるものとされています。例えば、母親のバストが大きい場合、その娘も大きなバストを持つ傾向にあります。 また、バストは主に脂肪で構成されているため、太りやすい体質の人は自然とバストも大きくなります。逆に、太りにくい体質の人、痩せている人は、バストが小さい傾向にあります。

・女性ホルモンの関係
思春期から分泌される女性ホルモンの量が、バストサイズに影響を与えます。多く分泌されるほどバストは大きくなります。 女性ホルモンが多く分泌される人の特徴として、「中高生の時に大きなストレスがなかった」「中高生の時にあまり運動をしなかった」などが挙げられるとされています。

・生活習慣の影響
胸が発達する思春期に規則正しい生活を送っていた人は、バストが大きくなりやすいです。 例えば、1日3食をしっかり食べ、毎日22時に就寝するなどの健康的な生活が女性ホルモンの分泌を促進し、結果としてバストを大きくすると言われています。

胸のリンパを流してむくみを取る

胸が大きく見える原因の一つに「むくみ」があります。胸のリンパを流すことで、むくみを取り除き、胸が普段よりも小さく見える可能性があります。 以下に、具体的なリンパマッサージの手順を紹介します。

1. まず、クリームを鎖骨からバストにかけて塗ります。拳を作り、指の第二関節を使って鎖骨とデコルテのリンパを外側に向かって優しく流します。
2. バストの谷間を優しく上下にマッサージし、リンパの流れを促進します。
3. バストの下から脇に向かって、バストラインに沿うようにリンパを流します。 これらのマッサージは、血流が良くなっているお風呂上りに行うと効果的です。1日3回を目安に行ってみてください。

有酸素運動をする

バストを小さくするためには、有酸素運動を取り入れるのも一つの方法です。バストの大部分が脂肪で構成されているため、有酸素運動による脂肪燃焼はバストサイズを減らす効果が期待できます。 運動習慣がない方は、いきなり激しい運動を始めると続けにくくなる可能性があります。

最初はウォーキングのような、軽い有酸素運動から始めることをおすすめします。 トレーニングジムが利用できる環境であれば、エアロバイクの使用がおすすめです。エアロバイクはフォームをしっかりと保ちやすいため、運動初心者でも効率的に有酸素運動を行うことができます。 有酸素運動は、開始から約20分経過すると脂肪が燃焼されやすくなります。そのため、20分から30分以上継続して運動することが効果的です。

洋服でごまかしたり、小さい下着を使う

バストを小さく見せるために、専用の下着を使ったり、服装で工夫する方法があります。 これらは一時的な解決策ですが、視覚的にバストサイズをダウンさせることができます。「人と会う時、外出時にバストサイズが気になる」という人には効果的な方法と言えるでしょう。

まず下着は、「胸を小さく見せる」ことを謳う商品を選ぶことをおすすめします。胸を小さく見せる専用の下着は、バストをしっかりと包み込み、支える設計になっています。これにより、無理なく視覚的にバストサイズを小さく見せることが可能です。 また、服の選び方も重要です。ぴったりとした服はバストを強調してしまうため、ゆとりのあるTシャツやニットなどを選ぶと良いでしょう。これにより、胸の大きさをある程度自然にごまかすことができます。

美容整形でバストのサイズをダウンする方法

美容整形でバストのサイズをダウンする方法 セルフケアやちょっとした工夫でバストサイズをダウンさせたり、小さく見せたりすることは可能です。しかし、無理に運動することで胸を支えるクーパー靭帯の損傷につながることがあります。 クーパー靭帯が切れると胸が下垂し(垂れ下がり)、元の状態に戻らなくなる可能性があります。こうしたリスクを避けるために、美容整形によるバストダウンの方法も選択肢として考えられます。 美容整形でのバストダウン方法には、主に「脂肪吸引」と「リダクション(乳房縮小術)」の2つの方法があります。ここでは、それぞれについて解説します。

脂肪吸引

脂肪吸引は、胸の下または脇の下に約3~5mmの小さな穴を開けて行います。この穴から特殊な管を挿入し、バストの脂肪を吸引する方法です。手術による傷跡は非常に小さく、施術直後はわずかな赤みが見られる程度です。 この赤みは時間が経過するにつれて徐々に薄くなります。通常、1週間後には他人が近くで見ても気づかないほどに目立たなくなります。このため、脂肪吸引を受けたことを他人に気づかれることなく、バストのサイズを小さくすることが可能です。

リダクション(乳房縮小術)

リダクション(乳房縮小術)は、手術を用いて乳房の脂肪組織や皮膚組織を切除し、乳房のサイズを小さくする施術です。この手術は全身麻酔や硬膜外麻酔を使用して行われます。 手術後は、経過観察をしっかりと行う必要があります。全身麻酔や硬膜外麻酔を使用するため、手術後の体の回復状態を注意深くチェックし、適切なケアを施すことが重要です。

脂肪吸引でバストのサイズをダウン

脂肪吸引でバストサイズをダウンする際の施術の流れ、メリットやデメリットなどについてまとめました。

脂肪吸引の治療の流れ

脂肪吸引を検討してクリニックを訪れてから、施術までの流れを説明します。
1.カウンセリング 医師が患者さんの要望を聞き、患部を診察します。この段階で、脂肪の吸引量と吸引する部位が決定されます。
2.施術 施術前に静脈麻酔を注入し、麻酔が効いているかを確認します。麻酔が効いた後、医師がバランスを見ながら脂肪を丁寧に除去します。施術時間はおよそ45分です。 麻酔が覚めたら、患者さんはそのまま帰宅可能です。

脂肪吸引後のダウンタイムやケア

胸の脂肪吸引は静脈麻酔を使用して行われるため、施術中の痛みは感じられません。しかし、麻酔が切れた後には筋肉痛のような痛みが生じることがあります。 この痛みは、医師によって処方される痛み止めを服用することで軽減できます。 傷口の回復状態にもよりますが、一般的にはシャワーは手術の翌日から可能です。ただし、患部をこすらないように注意することが大切です。 さらに、入浴については手術後1週間を経過してから可能になります。 脂肪吸引を行ったとしても日常生活への影響は最小限に抑えられ、比較的スムーズに日常生活に戻ることが可能です。

脂肪吸引のメリット

バストサイズをダウンするために脂肪吸引を行うことで、得られるメリットを紹介します。

・半永久的な効果
脂肪吸引では脂肪細胞の数を直接減らすため、その効果は半永久的に続きます。脂肪細胞が一度除去されると、通常は再びその場所に戻ることはありません。

・吸引箇所の調整が可能
医師は患者さんのバストの悩みに応じて、吸引箇所を調整することができます。これにより、患者さんの望むバストの形やサイズに近づけることが可能です。

・傷跡が目立たない
脂肪吸引の際には非常に小さな穴を開けるため、傷跡が目立ちにくいのも大きなメリットです。施術後の回復が進むにつれて、傷跡はさらに目立たなくなり、どの角度から見ても気にならなくなります。

脂肪吸引のデメリット

一方、脂肪吸引にはいくつかのデメリットもあります。

・形や位置の調整ができない
脂肪吸引では脂肪のみを除去するため、乳房の形や位置を整えることはできません。この手術はサイズを減らすことに特化しており、形状の調整や持ち上げ効果は期待できない点に注意が必要です。

・たるみのリスク
脂肪吸引によってバストサイズが大きく減少した場合、皮膚のたるみが生じることがあります。このたるみに対して、脂肪吸引では直接的な対応はできません。そのため、サイズダウンを行う際には、たるみが生じないよう慎重に計画する必要があります。

・乳輪・乳頭の問題への対応はできない
脂肪吸引は、乳輪や乳頭の問題に直接的にアプローチすることは難しいです。乳輪・乳頭のサイズや位置などの悩みに対応するためには、次で紹介するリダクション(乳房縮小術)などの方法を検討する必要があるでしょう。

リダクション(乳房縮小術)でバストのサイズをダウン

リダクション(乳房縮小術)でバストのサイズをダウン リダクション(乳房縮小術)を行う際の流れ、メリットやデメリットなどについて解説します。

リダクション(乳房縮小術)の治療の流れ

リダクション(乳房縮小術)は以下の手順で行われます。

1. カウンセリング
医師がカウンセリングを行い、患者さんの希望に沿った美容的、医学的根拠に基づく最適な治療プランを提案します。
2.マーキング
手術の前に、皮膚上にデザインをしてマーキングを行います。これにより手術の範囲と形状を確定し、患者さんの納得を得た上で手術の準備を進めます。
3.麻酔
静脈麻酔と全身麻酔を併用して行われるため、患者さんは手術中に痛みを感じることはありません。
4.施術
乳輪の周りをドーナツ型に切開し、余剰な脂肪や乳腺の一部を切除します。切除後は乳輪を元の位置に戻し、縫合します。この施術には約120分程度かかります。

リダクション(乳房縮小術)のダウンタイムやケア

術後には、痛み、むくみ、腫れ、内出血などが生じることがあります。これらの症状は1~2週間程度続くこともありますが、時間とともに徐々に落ち着いていきます。 また、違和感やツッパリ感、痛みを感じる場合もありますが、これも次第に改善されていきます。 治療部位を避ければ、シャワーは手術の翌日から可能です。一方、入浴については、抜糸後の約1週間後から行うことができます。運動は、抜糸までは控えるように指示されるのが一般的です。 この間、患部にはなるべく触らず、強い刺激を与えないよう注意しましょう。

リダクション(乳房縮小術)のメリット

リダクション(乳房縮小術)には、以下のようなメリットがあります。
・理想のバストが手に入る
患者さんの希望に応じた形やサイズのバストを実現することが可能です。これにより、理想とするバストを手に入れることができます。
・バストの総合的な悩みを解消
リダクションは、バストの大きさだけでなく、形や位置などの全体的な悩みに対応することができます。 また、乳房の下垂にも効果があります。バストを持ち上げることで、より若々しい見た目を実現します。

リダクション(乳房縮小術)のデメリット

リダクションには、以下のようなデメリットもあります。

・傷が残ることがある
この手術では切開を伴うため、傷跡が残ることがあります。傷跡は時間と共に薄れますが、完全に消えるとは限りません。

・施術時間が長い
リダクションは全身麻酔を使用することが多く、麻酔からの回復にも時間がかかります。これにより、全体的な施術時間も比較的長くなる傾向にあります。

・医師の技術に依存
手術の仕上がりは医師の技術力に大きく依存します。このため、高い技術力を持つ医師を選ぶことが重要です。

脂肪吸引やリダクション(乳房縮小術)の費用

脂肪吸引やリダクション(乳房縮小術)の費用 バストサイズのダウンは、自由診療になります。そのため、施術の料金は高額になりやすいです。

脂肪吸引の費用

脂肪吸引の施術費用はクリニックによって異なりますが、多くの場所では20万円から40万円程度が相場となっています。ただし、具体的な費用はクリニックごとに異なるため、詳細については直接クリニックに問い合わせましょう。

リダクション(乳房縮小術)の費用

リダクション(乳房縮小術)の相場価格は、130万円から200万円(両側)となっています。ただし、クリニックによって価格に大きな差があります。 相場価格とかけ離れた料金設定のクリニックでは、後々のトラブルの原因となる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

まとめ バストサイズをダウンさせる手段には、セルフケアできるものと美容クリニックで対応できるものがあります。より美しく、根本的に対処しようという場合は、美容クリニックへの相談も視野に入れましょう。 クリニックでの選択肢には、脂肪吸引とリダクション(乳房縮小術)の2種類が挙げられます。まずは各方法のプロセス、長所・短所を理解し、自分に合ったクリニックを選びましょう。そのうえで、自身が納得して手術を受けることが大切です。

参考文献

この記事の監修歯科医師
甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業 平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医 平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長 令和5年(2023年) 上場企業産業医

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平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業 平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医 平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長 令和5年(2023年) 上場企業産業医

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