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自分は離れ乳?原因や対策、セルフケアの方法も交えて解説

自分は離れ乳?原因や対策、セルフケアの方法も交えて解説

皆さんはご自身のバストに満足していますか?色や形、大きさなど、バストに関するお悩みはさまざまあるかと思いますが、その中でも「離れ乳」でお悩みの方は多いでしょう。デリケートなお悩みのため誰にも相談できず、離れ乳の原因や正しい改善方法などを知らない方もいるはずです。この記事では、そもそもなぜ離れ乳になってしまうのか、効果的なセルフケアや日常で気を付けるべきことはあるのかなどを詳しく解説していきます。また、美容整形のメニューについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

離れ乳の定義や確認方法

離れ乳の定義や確認方法 女性がバストに関して悩むことの1つに「離れ乳」が挙げられますが、それがどのような状態なのか皆さんは知っていますか?まずは離れ乳とはなにか、ご自身が離れ乳であるかどうかを確認する方法について説明します。

離れ乳とは

「離れ乳」とはバストが正面ではなく外側に向いてしまうことを指します。とは言っても、明確にどれくらい外側に向いていたら離れ乳なのか、という定義はありません。ただ、離れ乳と考えられる3つのポイントがあるため、まずはそれらをご紹介します。1つ目は「鎖骨の中心と乳頭を結ぶと二等辺三角形になる」ということです。

バストは、鎖骨の中心と乳頭を結ぶと正三角形になる形が理想的ですが、これが二等辺三角形だと離れ乳の可能性があります。2つ目は「Dカップ以上あるのに谷間ができない」です。胸はだいたいCカップくらいあれば谷間を作ることができますが、Dカップ以上でも谷間ができず、乳頭がサイドを向いている場合は離れ乳と言えます。「首筋から胸元にかけてのデコルテに脂肪がない」という場合もバストが膨らみにくく、離れ乳の原因となります。

離れ乳の特徴やチェック方法

ご自身が離れ乳であるかどうかを見極めるためのチェックポイントをご紹介します。鏡でご自身の胸を見ながら確認してみましょう。バストがブラジャーのサイズより小さく見える、バストにハリがない、バストトップに脂肪が少ない、左右のバストの間が離れているように感じる、バストはDカップ以上あるのに谷間がない。この5つの項目のうち、皆さんのバストに該当する項目はありましたか?当てはまるものが多ければ多いほど、離れ乳の可能性が高いと言えます。

離れ乳の悩みとは

離れ乳の悩みとは バストが離れているからと言って日常生活に支障が出たりなにかの病気になったりすることはありません。むしろ、女性らしいフォルムを保ちつつ、デコルテをすっきりと見せることができますし、ドレスのコーディネートやマニッシュなスタイルのコーディネートをかっこよく着こなすこともできます。しかし、バストが離れていることによって実現できないこと、困ることももちろんあります。主に、下記のような3点がデメリットと言えるでしょう。

谷間ができない

本来、バストはDカップ程度で自然な谷間が現れます。また、少し小さめのB~Cカップなら、左右の乳房を寄せることで谷間を作ることができます。しかし、左右のバストが離れている場合、十分なカップ数があっても谷間ができづらいというデメリットがあります。谷間は周囲にグラマラスな印象を与えることができるため、ボディラインの出るコーディネートをしたい方、セクシーさをアピールしたい方にとっては必要不可欠でしょう。

老けて見えてしまう

離れ乳の方の中には、バストトップやサイドの脂肪がブラジャーからはみ出てしまっている方も少なくありません。また、そのはみ出た脂肪が脇や背中に流れ、加齢によるたるみに見えてしまうことがあります。これは、離れてしまったバストの脂肪が重力の影響で移動し、形が崩れることによって起きます。さらに、デコルテ周辺の範囲が広く見えることも、老けて見える原因となります。

ボリュームが少なく見える

一般的なバストの形だと、ブラジャーを着用して寄せて上げることでバストトップの位置を保つことができます。また、デコルテとバストの間には自然な膨らみができます。一方離れ乳だと、バストトップの位置が離れていたり下がっていたりするためボリュームを出すことができず、本来のカップ数よりも小さく見えてしまう場合があります。市販のブラジャーではぴったり合うサイズがなかなか見つけられないのもデメリットと言えるでしょう。

離れ乳になる原因

離れ乳になる原因 では、なぜバストが離れてしまうのでしょうか。そこには生まれつきのものや、体形・生活習慣といった後天的なものなどあらゆる要因が影響しています。中でもよく見られる4つの原因をご紹介していきます。

丸胴である

上半身の幅を正面と横で見比べた際、正面から見たほうが細く見える、もしくは同じぐらいに見えることを丸胴と言います。骨格が生まれつき丸胴の方は離れ乳になりやすい傾向にあります。なぜ丸胴の方が離れ乳になりやすいかと言うと、胸筋のラインがカーブしていることが多く、乳房が外に広がるような形になるからです。もちろん、横から見たほうが細く見える平胴の方が離れ乳になる場合もあります。平胴の方は別の原因を参考にしてみてください。

筋力が低下した

バストの形を支えているのは、胸板を作る大胸筋と大胸筋の後ろで肩甲骨の動きを支えている小胸筋です。大胸筋は胸の土台とも言える筋肉で、発達しているとバストが前に盛り上がるように見えます。小胸筋は脇付近に位置しているため、脂肪が脇に流れるのを防いでくれる役割を担っています。筋力不足や筋肉バランスの偏り・変化があり、その状態が長時間続くと、バストが下垂して離れやすくなってしまいます。

クーパー靭帯が傷ついている

クーパー靭帯とは、乳房を包み込むように存在している結合組織です。乳房は、クーパー靭帯によって釣り上げるような形で支えられているためハリや弾力を保てていますが、そのクーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、バストは重力に負けて下垂してしまい、いずれ離れ乳になってしまいます。クーパー靭帯は一度損傷してしまうと自然に元に戻ることはありません。年齢を重ねるにつれて徐々に伸びたり切れたりするほか、激しいスポーツによる衝撃や強い圧力などでも損傷してしまうため、傷つかないよう保護することが大切になります。

ブラジャーのサイズがあっていない

ブラジャーのサイズがご自身のバストのサイズと合っていないことも、離れ乳の原因となります。例えば、ご自身のバストよりも小さいブラジャーを着けた場合、バストの脂肪がカップに収まりきらず、背中や脇に流れることで離れ乳につながります。

反対に、ご自身のバストよりも大きいブラジャーを着けると、しっかりとバストをサポートできないためクーパー靭帯がダメージを受け、バストの下垂・離れ乳に発展してしまいます。バストやアンダーバストのサイズは体形や年齢によって変わりますので、定期的にサイズを測って適したブラジャーを着用することをおすすめします。また、日常生活やスポーツをするとき、寝るときなど、場面に合わせてブラジャーを使い分けることも大切です。

離れ乳にならないための対策やセルフケア

離れ乳にならないための対策やセルフケア 離れ乳の原因となる加齢や妊娠・授乳、骨格などは、避けては通れないこともあります。しかし、正しい方法で対策をしたり、入念にセルフケアを行うことで予防・改善が見込めます。バストの離れ具合が気になる方、美しいバストを保ちたいという方は、少しずつでも良いので実践してみてください。

胸の筋肉のトレーニングやストレッチ

バストトップが離れていて気になる場合は、まずは胸の筋肉をほぐすことから始めてみましょう。大胸筋や小胸筋が凝っていて、バストが外側を向いた状態で固定されてしまっている可能性があります。肩に指先をあて、腕をなるべく大きくまわしましょう。

前後10回ずつまわしたら、次は背中側で手を組み、胸を開くように伸ばしていきます。ストレッチをするときのポイントは、息を吐きながらリラックスして行うことです。おすすめのトレーニングは、大胸筋や小胸筋を鍛えることができる「プッシュアップ」です。腕立て伏せと言えば聞いたことがあるのではないでしょうか。床に膝をついたまま行えば筋トレ初心者の方でも簡単に行えますので、コツコツ続けて離れ乳を予防しましょう。ポイントは肩に力が入りすぎないようにすることです。

姿勢の改善

猫背の状態は、首が前に出ていたり背中が大きく曲がっていたりすることで、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。この負担は、筋肉の緊張や血流の悪化の原因となります。筋肉の緊張は前述の通り、バストが外に向いた状態で固定されてしまい離れ乳につながります。血流の悪化はバスト周囲の細胞の代謝を低下させ、皮膚や筋肉の代謝も低下することで組織が衰えていきます。特に、お仕事などでパソコン作業が多い方は猫背になりやすいため注意しましょう。下腹部に力を入れて、頭部全体が上に引っ張られるようなイメージで背筋を伸ばすと、良い姿勢がキープできますよ!1日5分からでも良いので意識してみましょう。また、姿勢をサポートしてくれる椅子を購入したり、こまめにストレッチをしたりするのもおすすめです。

食生活などの生活改善

食生活が乱れると女性ホルモンの分泌が低下してバストの成長の妨げになってしまいます。そのため、離れ乳を予防するには食事を見直すことも大切です。食事で意識することは2つ。規則正しい時間に食べることと、バランスの良い食事を心がけることです。

特に、女性ホルモンと似たような働きを持つ大豆イソフラボンが含まれている、納豆や味噌、豆腐、きな粉、油揚げなどの食材を取り入れるようにしましょう。こまめな水分補給や睡眠を十分に取ることも、離れ乳予防につながります。なお、就寝時にはナイトブラを着用することをおすすめします。ナイトブラは、就寝時の寝相を想定して作られており、寝返りを打ったりうつぶせになったりしてもクーパー靭帯が傷つくのを防ぎ、朝まで美しいラインを保ってくれます。ナイトブラを購入する際は、通気性や肌ざわりをチェックし、バストを締め付けすぎないものを選ぶようにしましょう。

離れ乳の美容整形での改善方法

離れ乳の美容整形での改善方法 セルフケアで予防や改善を試みることも大切ですが、どの程度の効果が現れるかは予測できませんし、明確な目標を持って継続することは難しいでしょう。「毎日ストレッチをするのは面倒」「食事を気にかける暇がない」「バタバタしていてトレーニングを忘れてしまう」という方も少なくないかと思います。そこで有用なのが、美容整形による離れ乳の改善です。

美容整形には、ダウンタイムが終わった時点である程度の作用が得られるというメリットがあります。また、理想の形やボリュームを設定して、それに応じた手術を行うため、希望のスタイルになりやすいでしょう。ここからは、離れ乳の方に有用な美容整形を3つご紹介します。

ヒアルロン酸豊胸術

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分です。それを特殊な針で乳房に注入することで、バストサイズを大きくしたり形を整えたりすることができます。自然な仕上がりになる、かつ施術時間が短いことから「プチ豊胸」とも呼ばれ注目を集めています。脇の下やアンダーバストなどに注射をするため、傷跡が見えにくいのが特徴です。離れ乳を改善するために、ボリュームを出したい谷間やデコルテの部分に注射する場合もあります。

ヒアルロン酸豊胸術を受ける際の注意点としては、注入するヒアルロン酸が自然な柔らかさになる製品かどうかを確認しておくことです。バストのボリュームを出すことに特化した製品は、粒子が大きいヒアルロン酸を使っている場合があり、硬い触り心地になってしまう可能性があります。どれくらいの柔らかさになるか想像がつかないときは、きちんと説明してくれる医師のもとで手術を受けるようにしましょう。なお、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、一定期間を過ぎると効果は失われていくということを覚えておきましょう。

脂肪注入による豊胸術

手術を受ける方ご本人の体から採取した脂肪をバストに注入するのが、脂肪注入豊胸術です。ご自身の脂肪を用いるため触感も柔らかく、繰り返し行うことで定着率がアップしバストの状態が維持しやすくなります。デザイン性が高く、左右差があるバストや下垂の度合いが違うバストのバランスを取ることができるのもメリットと言えます。注意点としては、医師やクリニックを慎重に選ぶことです。

確かに、離れ乳のコンプレックスを解消するための方法として脂肪注入豊胸術は有効的ですが、偏った場所へ闇雲に注入を行うと、しこりの原因となったり、かえって逆効果となったりすることがあります。美容施術の中でも、豊胸は医師の技術の差が出やすい施術ですので、しっかりと経験を積み、かつ丁寧なカウンセリングや施術をしてくれる医師を見極めることが重要なポイントです。

乳房挙上術/マストペクシー

この施術は、ボリュームを大きくする目的で行う豊胸手術などとは異なり、クーパー靭帯の損傷が起きて下垂してしまったバストの改善を目指す施術です。また、ダイエットや授乳、加齢によって起こった下垂に対しても、たるんだ皮膚を切除することで、バストの形や乳輪・乳頭の位置を上向きに整えることができます。なお、この施術を行うだけでは、基本的なバストサイズは変わりません。

まとめ

まとめ いかがでしたでしょうか?離れ乳は、適切な筋力トレーニングやストレッチ、姿勢・食生活の見直しなどによって予防・改善が見込めます。効果を実感するためには継続することが大切ですので、できることからコツコツ続けて理想のバストラインを手に入れましょう。それでも改善が見込めない場合や、すぐに効果を得たいという場合は美容整形を視野に入れてみるのも良いかもしれませんね。バストのお悩みを周囲の人には話しにくいかと思いますので、美容整形に特化した医師に相談してみましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

大阪大学医学部 卒 / 兵庫県立西宮病院 臨床研修 修了 / 研修終了後、大美会クリニックと医療法人 友広会で勤務 / 専門は美容皮膚科、AGA、予防医療

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金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

大阪大学医学部 卒 / 兵庫県立西宮病院 臨床研修 修了 / 研修終了後、大美会クリニックと医療法人 友広会で勤務 / 専門は美容皮膚科、AGA、予防医療

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