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垂れた胸を戻す方法はある?胸が垂れる原因やセルフケアの方法まで解説!

垂れた胸を戻す方法はある?胸が垂れる原因やセルフケアの方法まで解説!

バストに対して悩みを抱えている女性は少なくありません。特に、乳房が垂れてしまう「垂れ乳」にコンプレックスを抱いている方は多いでしょう。そこで今回は、垂れ乳について、原因や予防方法、改善方法について詳しくご紹介します。「恥ずかしくて人には相談できない」「誰に相談すれば良いのかわからない」「美容整形に興味はあるけどどんな手術が自分に合っているんだろう」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

垂れた胸になってしまう原因

垂れた胸になってしまう原因 まず、なぜバストが垂れてしまうのか、原因を解説していきます。

垂れた胸とはどのような状態ですか?
その名の通り、バストが下のほうに垂れている状態を指します。基準としては、バストトップ(乳首)の位置がアンダーバストより下にあると「乳房下垂」と判断され、下垂具合が1㎝以内なら軽度、1~3㎝以内なら中程度、それ以上なら重度と分類されます。自分が垂れ乳に分類されるかどうかわからないという方は、鏡の前に立ちバストをよく見てみてください。バストは鎖骨の間のくぼみとバストトップを結んだ線が正三角形になるのが理想的な形と言われていますが、その形が縦長の二等辺三角形になっていると、垂れ乳であると言えます。
胸が垂れるのは何歳くらいからですか?
加齢によってバストが垂れてしまうことはもちろんあります。ただ、「何歳くらいから」と明確な年齢が決まっているわけではありません。それは加齢だけが原因ではなく、生活習慣も大きな要因として関わっているからです。若い女性でもバストが垂れてしまっている方はいらっしゃいますし、50代・60代以降でもハリのあるバストを保っている方は多くいます。
胸が垂れてしまう原因について教えてください。
垂れ乳の原因として考えられるものは3つあります。1つ目はクーパー靱帯の損傷です。クーパー靱帯は乳房を支えている組織なのですが、強い振動や刺激によって切れたり伸びたりしてしまうと、乳房のハリが失われていきます。2つ目は皮膚のたるみです。バストは、脂肪と乳腺を皮膚が包み込む形で構成されています。皮膚が健康的であればハリのある状態を保つことができますが、加齢や紫外線などのダメージによってコラーゲンやエラスチンといった成分が減少すると、ハリや弾力も失われてしまいます。そうすると皮膚が伸びやすくなり、乳房内部の脂肪や乳腺の重さに耐えることができず、垂れ乳につながるのです。バストの土台となる大胸筋の衰えも垂れ乳の原因の1つです。

垂れた胸の予防法

では、バストが垂れないように予防する方法はあるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

妊娠中にできる予防法はありますか。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が活性化され、バストが1~3カップほど大きくなると言われています。そのため、これまで通りのサイズのブラジャーを着用しているとバストが圧迫され、血行不良やクーパー靱帯の損傷につながり、垂れ乳の原因となってしまいます。このことから、妊娠中はバストの大きさに応じたマタニティブラを着用することをおすすめします。
クーパー靱帯とは何ですか。
クーパー靱帯はコラーゲン繊維の集合体で構成されており、乳腺と皮膚や筋肉をつないでバストの形をキープしてくれています。他の部位にある靱帯とは異なり、伸び縮みは少しだけ可能で、ちょっとした負担や衝撃、揺れなどで伸びたり切れたりしてしまいます。クーパー靱帯は一度損傷すると元に戻ることはなく、それによって崩れてしまったバストの形も改善が難しくなってしまいます。
クーパー靱帯を傷つけないための方法を教えてください。
前述したように、強い衝撃や揺れによって傷ついてしまうのがクーパー靱帯の特徴です。そのため、激しく揺らしたり動かしたりしないようにすることがポイントです。成長に伴ってバストが膨らんできたりスポーツをしたりする際は、しっかりとバストをサポートしてくれるブラジャーを着用しましょう。また、ノーブラで寝ないようにすることも大切です。睡眠時は体の向きによって一方向に強い力が加わったり、バストが圧迫されたりすることがあり、ダメージを受けやすいです。ナイトブラを着用してしっかりと保護するようにしましょう。

垂れた胸を戻すためのセルフケア

垂れた胸を戻すためのセルフケア ここからは、すでに垂れてしまったバストを改善するためのケア方法についてご紹介します。

垂れた胸を戻すためにはどのようなことをすれば良いですか?
垂れたバストの改善を図るには、筋力トレーニングやマッサージが有効的です。ただ、これらのセルフケアは数日で効果が出るわけではなく、コツコツと継続することで実感を得ることができます。
垂れた胸を戻すためのトレーニングはどのように行えばいいですか?
おすすめなのは大胸筋のトレーニングです。大胸筋はバストの上部を支え、かつ土台となっている重要な筋肉だからです。まずはポピュラーな大胸筋トレーニング、プッシュアップについてご説明します。一般的なプッシュアップは手と足だけで全身を支えますが、これだと負荷が高すぎて筋トレ初心者の方にはおすすめできないため、今回は膝をついて行う方法です。まず床に膝と両手をつき、頭から膝までが一直線になるような姿勢をとります。そこからゆっくり肘を曲げて、胸を床に近づけます。肘がまっすぐになるように体勢を戻し、これを数回くり返せばOKです。ポイントは腰が反らないようにおなかに力を入れること。ぜひ意識して取り組んでみてください。もし、筋力が足りなくてプッシュアップができないという場合は、合掌トレーニングもおすすめです。これは、両手を胸の前で合わせ、手のひら同士を押し合うように力を入れるだけの簡単な方法です。10秒×10回、3セットを目安に行ってみてください。
垂れた胸を戻すためのマッサージはどのように行えばいいですか?
マッサージには、バスト周囲の血流促進と筋肉の緊張を和らげることが目的となります。方法としては、鎖骨周辺を中心から外側に向かってなでるようにしたり、バストを下側からすくい上げるようにします。この際、強くもみほぐすとクーパー靱帯の損傷につながってしまうため、優しい力で行うようにしましょう。さらに、首や肩甲骨周りのストレッチを行って凝りをほぐすことも大切です。頭を左右どちらかに傾け、傾けたほうの手でゆっくりと首を伸ばすようにしたり、背中側で両手を組み、円を描くように肩を前後にまわしたりすることで首や肩甲骨周りのストレッチができます。

垂れた胸を戻すための治療法

最後に、垂れてしまったバストを改善するための治療についてご紹介します。

垂れた胸を戻す治療法について教えてください。
前述した筋力トレーニングやマッサージでは効果が実感できるまでに時間や手間がかかってしまうため、すぐにでも改善したいという方は美容整形を受けるという選択肢もあります。主に、脂肪注入豊胸手術・ヒアルロン酸注射豊胸術・乳房吊上術が有用な方法として挙げられます。
脂肪注入豊胸術とはどのような手術ですか?
ご自身のサイズダウンしたい部分の脂肪を吸引し、バストに注入してバストアップを図る方法です。ご自身の脂肪を注入するためアレルギーや拒絶反応を起こす心配がなく、シリコンなどの人工物を体に入れることもないため、負担が少ない手術と言えます。ただ、加齢によってバストと同じように再度下垂してしまったり、脂肪を吸引した部位がボコボコになってしまったりするというデメリットもあります。
ヒアルロン酸注射豊胸術とはどのような手術ですか?
ヒアルロン酸を注入することでバストの弾力・潤いアップが期待できます。メスを使わずに注射器のみで行えるため、傷跡が残りにくくダウンタイムが短いのがメリットですが、時間が経過するとヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、持続性がないというデメリットもあります。作用を長く継続させたいという方には別の方法がおすすめです。
乳房吊上術とはどのような手術ですか?
乳房吊上術は、伸びてしまった皮膚を切除してバストの位置を高くさせる方法です。バストトップの位置を持ち上げ、たるみが目立つ乳房をハリのある状態に戻すことができるため、見た目の改善だけでなく、若々しいハリや弾力を手に入れることができます。

編集部まとめ

いかがでしたでしょうか?バストは加齢だけでなく、生活習慣が原因となって垂れてしまうことがおわかりいただけたかと思います。ぜひこの記事を参考に、予防や改善に取り組んでみてください。もし美容整形を受けたいと考えている場合は、メリットやデメリットはもちろん、費用やリスクなどについてわかりやすく説明してくれるクリニックを選ぶことをおすすめします。

参考文献

この記事の監修歯科医師
金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

大阪大学医学部 卒 / 兵庫県立西宮病院 臨床研修 修了 / 研修終了後、大美会クリニックと医療法人 友広会で勤務 / 専門は美容皮膚科、AGA、予防医療

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金 仁星医師(医療法人 友広会 AGAメディカルクリニック 大美会クリニック)

大阪大学医学部 卒 / 兵庫県立西宮病院 臨床研修 修了 / 研修終了後、大美会クリニックと医療法人 友広会で勤務 / 専門は美容皮膚科、AGA、予防医療

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