理想の大きさや形のバストを実現するための手術が豊胸手術です。ただ、理想的なバストを手に入れたいけれど、手術後にバレてしまうことを気にしている人も多いでしょう。「豊胸した胸は仰向けになるとバレる」といった話を耳にしたことがあるかもしれません。豊胸がバレやすいケースや豊胸手術の種類などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
豊胸手術がバレやすいケース
豊胸手術をしたことを知られたくない人は多いでしょう。それでは、どんな時に豊胸はバレてしまうのでしょうか。豊胸がバレやすいケースをご紹介します。
- 豊胸をした後に仰向けになると豊胸したことがバレますか？
- 仰向けになった際に豊胸がバレるのは、バストが横に流れず不自然に盛り上がった状態になってしまうケースがあるからです。人間の胸は大半が脂肪でできており、仰向けに寝た状態では重力によって胸の脂肪は横へと流れていきます。しかし、豊胸によって不自然な胸の形を見られてしまうと、周りから見て豊胸がわかってしまう場合があります。
- 豊胸がバレやすいのはどんな時ですか？
- 前述の通り、仰向けになった姿を人に見られた際には豊胸に気づかれやすいです。例えば就寝中、ビーチや温泉、プール、エステで横になった時などは注意が必要です。 また、豊胸後の胸は自然な胸と比べて、触り心地に違和感が出ることがあります。豊胸後の胸を触られた際に、硬さや冷たさを感じて相手が気づくこともあるでしょう。あるいは、急なバストサイズの変化や、胸の形状が不自然な場合、脇やアンダーバストに傷跡がある場合は、その見た目から豊胸がわかってしまうかもしれません。 病院で検査を受ける際に豊胸がバレることもあります。レントゲンやマンモグラフィー検査の際には検査に影響が出ることもありますが、バレることを恐れるあまり検査を受けないのはおすすめできません。
豊胸後の胸の特徴
豊胸後のバストにはどのような特徴があるのでしょうか。その特徴をご紹介します。
- 豊胸をした胸の特徴を教えてください。
- 手術の種類や内容によりますが、豊胸した胸は触り心地が硬くなる傾向にあります。特にシリコンバッグを浅い位置に挿入した場合は、肌の上からでもシリコンバッグの手触りを感じることがあります。そのほかの手術方法を選択した場合でも、粒子の大きさやしこりなどで硬く感じたり、人工物であるために冷たく感じるケースもあります。 加えて、豊胸手術による傷跡が残るのも特徴です。手術による傷跡は時間が経つにつれて目立たなくなりますが、切開部分の傷が残る場合があります。
- 豊胸すると触り心地が硬くなりますか？
- 詳しくは後述しますが、豊胸手術の方法によって注入量や部位も異なるため、一概に硬くなるとはいえません。 シリコンバッグ豊胸手術では、シリコンバッグの周囲の組織から圧力がかかると、触り心地が硬くなることがあります。 ヒアルロン酸豊胸の場合、ヒアルロン酸粒子の大きさによって脂肪の柔らかさよりも硬さを感じやすくなります。特に手術前の胸が小さいと、ハリが強く硬くなりがちです。 脂肪注入豊胸は、ほかの方法に比べると自然な触り心地が実現できるでしょう。ただし、注入する脂肪に不純物が混ざっていた場合など、定着しなかった脂肪が体内に吸収される際にしこりとなってしまうことがあります。
- 豊胸した胸は横に流れにくいですか？
- 豊胸した胸は、自然な胸と比べて横に流れにくくなります。特にシリコンバッグ豊胸や大量のヒアルロン酸注入豊胸を行った場合、豊胸後のバストは仰向け状態でもハリと形をキープしてしまい、自然な胸のように流れていきません。
- 豊胸手術をした傷跡は目立ちますか？
- 基本的に手術から時間が経てば傷跡は目立たなくなります。メスを使って切開を行う手術であれば、脇の下やアンダーバストなど、傷が残ってもわかりにくい場所を選んで切開します。1年程度経過すれば、傷跡はほぼ気にならない程度になることがほとんどです。 シリコンバッグ豊胸の場合、3〜4cm程度の切開が行われます。傷跡は目立たなくなりますが、アンダーバストに傷跡があると、ある程度のたるみがないと傷跡が見えてしまうこともあります。 注射による豊胸では、ヒアルロン酸で2mm程度、脂肪注入の場合はバスト部分に3mm程度、脂肪採取箇所に3〜5mm程度の傷跡ができますが、傷跡はほぼ目立たないといえます。 担当医や手術方法によって傷跡の大きさも変わりますので、気になることは事前に医師に相談してください。
自然な豊胸が可能な施術法
豊胸手術を行うのであれば、理想の大きさはもちろん、なるべく自然なバストを作りたいはずです。代表的な豊胸手術の種類をご紹介しますので、自分に合った手術法を選択しましょう。
- 豊胸術の種類を教えてください。
- 豊胸手術として代表的なのは、ヒアルロン酸豊胸、シリコンバッグ豊胸、脂肪注入豊胸の3種類です。それぞれの手術に特徴があり、メリットとデメリットがあります。実現したいバストの大きさや特徴、手術内容などから、自分に合った方法を選びましょう。
- ヒアルロン酸豊胸について詳しく教えてください。
- ヒアルロン酸豊胸は、注射で胸にヒアルロン酸を注入することでバストアップする方法です。メスを使わずに手術ができるため、手術痕が残りにくく施術時間やダウンタイムが短いのがメリットです。 ただし、ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまうため、効果は数ヵ月〜数年程度で、豊胸後のバストサイズを保つには定期的な施術が必要です。しこりなどが形成されることもあるので、何度も繰り返す場合は事前に医師としっかり相談してください。
- シリコンバッグ豊胸について詳しく教えてください。
- シリコンバッグ豊胸は脇や胸の下などを切開して、そこからシリコン製のバッグを挿入してバストを大きくします。挿入するシリコンバッグは、大きさや形、高さにさまざまな種類があります。2カップ以上のサイズアップをしたい場合は、ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸よりもシリコンバッグ豊胸が良いとされています。 デメリットとしては、傷跡が残りやすくなってしまう点です。1年ほど経てば傷跡はあまり気にならなくなるものの、術後しばらく傷が残ってしまう点は留意しておきましょう。また、シリコンバッグは柔らかい素材ではありますが、脂肪に比べると触れた感触はやや硬く、異物感を覚えることもあります。この方法は、仰向けになった際に豊胸がバレやすいともいえます。
- 脂肪注入豊胸について詳しく教えてください。
- 脂肪注入豊胸は、お腹や太もも周りといった別の部位から脂肪細胞を採取し、バストに注入して豊胸する方法です。自分の脂肪細胞を移植するので拒絶反応が起こらず、定着すれば持続期間は半永久的です。ほかの手術と比べて、手術後のバストの感触や動きも自然なので、見た目や触り心地からバレにくいのも脂肪注入のメリットといえます。さらに、自分の余分な脂肪を吸引することも可能です。 デメリットとしては、注入後の脂肪の定着率は予測が困難なため、仕上がりが予想しにくい点が挙げられます。また、採取する脂肪の量には限界があるため、シリコンバッグ豊胸のような大幅なサイズアップは難しいです。
美容クリニックの選び方
バレにくい豊胸をするためには、美容クリニック選びが重要なポイントです。自然で理想的なバストを手に入れるための美容クリニックの選び方をチェックしておきましょう。
- バレにくい豊胸手術を受けるにはどうしたら良いですか？
- 一番重要なのは、どの手術方法を選ぶかです。自然な見た目や感触に最も近いのは、脂肪注入豊胸だといわれています。 ただし、シリコンバッグ豊胸やヒアルロン酸豊胸でもバレにくい手術を行えるクリニックもあります。クリニックや医師によって仕上がりも異なるので、手術方法の選定は医師と事前によく相談しておきましょう。
- 豊胸手術が得意な美容クリニックの選び方を教えてください。
- まず何よりも、豊胸手術の実績が豊富な美容クリニックを選ぶと良いでしょう。豊胸手術は担当医師の技術力が成功の鍵となります。施術実績数はもちろん、施術例などを確認した上で安心して任せられるクリニックを選びましょう。実際に体験した患者さんの声がわかる口コミサイトなども併せてチェックすることもおすすめします。 また、自分でクリニックに足を運んで確認することも大切です。実際にクリニックでカウンセリングを受けてみて、理想のバストを実現できるか、担当医師が信頼できる人物か、こちらの話や要望を聞いてくれるか、アフターケアの有無などは事前に確かめるようにしてください。
編集部まとめ
豊胸後のバストが不自然なハリや感触にならないためには、自分に合った手術方法を選ぶようにしてください。そのためには、豊胸に関する知識や美容クリニック選びも重要となってきます。理想的で自然なバストアップのため、この記事を参考にしてみてください。
参考文献
電話コンシェルジュで地域の名医を紹介します。