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まぶたの脂肪を落とす方法は?エクササイズ・脂肪取りの治療について解説

まぶた 脂肪 落とす

まぶたが厚ぼったい・重たい人は、まぶたの脂肪が原因かもしれません。

まぶたの脂肪が多いと目が小さく見える・きれいな二重にならないことがあり、たるみの原因にもなります。

まぶたの脂肪を落として、すっきりさせたい方もいるのではないでしょうか。

本記事ではまぶたの脂肪を落とすエクササイズやクリニックでの脂肪取り治療について解説するので、まぶたの脂肪取りに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

まぶたの脂肪を落とす方法

目

まぶたが腫れぼったく、「目が小さく見える」「眠たそうに見られる」「二重が定着しない」などの悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。

腫れぼったく見えるまぶたは、脂肪の多さが大きな要因といわれています。

まぶたの脂肪を落として腫れぼったさを解消する方法には、自宅でできるセルフケアやエクササイズ、クリニックでの脂肪取り治療があります。

自分でセルフケアやエクササイズを行う

分厚いまぶたに悩んでいる人のなかには、まぶたの脂肪を落とすセルフケア方法を知りたい人もいるでしょう。

セルフケアは、保湿と血行改善がポイントです。腫れぼったいまぶたは血行不良が原因のケースもあり、マッサージで血行をよくすれば解消できる可能性があります。

目の周りの皮膚は薄いため、クリームや美容液などを塗って優しく円を描くようにマッサージし、指先で軽くタッピングします。

睡眠不足や長時間のスマートフォン・パソコンの使用も、まぶたが腫れぼったく見える原因です。睡眠をしっかり取り、スマートフォン・パソコンの使いすぎを避けるのも大切でしょう。

まぶたのエクササイズを行うと、脂肪を落とせる可能性があります。毎日少しずつ取り組めば、まぶたの脂肪を減らすだけではなくたるみの予防・改善も期待できるでしょう。

目の周りある眼輪筋が衰えるとまぶたの脂肪が増えて厚くなるといわれているため、眼輪筋を鍛えるエクササイズも行うとより効果的です。

エクササイズにより目の周りの血行も良くなるので、むくみの改善にもなるでしょう。

クリニックで治療を受ける

まぶたの脂肪を落とすには、クリニックで治療を受ける方法もあります。

日本人はまぶたの皮膚が厚く脂肪も多いといわれており、腫れぼったいまぶたや一重まぶた・奥二重が多いのが特徴です。

セルフケアやエクササイズで取れないまぶたの脂肪は、クリニックで脂肪取りの治療を受けるとよいでしょう。

クリニックの脂肪取り治療では、まぶたの脂肪を取り除いて分厚さや腫れぼったさを解消します。

まぶたの皮膚の厚さが原因の場合は、二重切開術を行い二重にすると腫れぼったさを軽減できます。

まぶたの脂肪を落とすセルフケア・エクササイズの方法

目元のマッサージ

まぶたの脂肪を落とすセルフケア・エクササイズは、毎日続けると徐々に効果を実感できるでしょう。

以下ではまぶたの脂肪を落とすセルフケア・エクササイズの方法を紹介します。

エクササイズはホットタオルや目元を温められるアイマスクを使用する・入浴した後など、目の周りの血行を良くした状態で行うと効果的です。

  1. 眉が動かないよう人差し指で押さえた状態で、目を大きく開けて30回まばたきをします。
  2. 目を強く閉じて5秒間キープし、次に目を大きく開けて5秒間キープします。これを5回繰り返しましょう。

次に紹介する2つのエクササイズもまぶたの脂肪を落とす効果が期待でき、たるみ解消にもおすすめです。

1つ目は、目を閉じたまま眉を上げ、5秒キープした後に下げるエクササイズです。眉を上げる際に目が開かないように注意し、眉の上げ下げを5回繰り返します。

2つ目は、目を閉じてまぶたに力を入れ、眉を動かさないよう注意して目を見開いてキープするエクササイズです。こちらのエクササイズも、5回繰り返しましょう。

目の周りの眼輪筋を鍛えるには、ウインクやまばたき・眼球を動かすエクササイズが効果的です。

ウインクできる人は、左右交互にウインクする動きを繰り返すと眼輪筋のトレーニングになります。

ウインクができない人は、上下左右を順番に見ながら5回まばたきをする方法がおすすめです。また、目を開けたまま丸を描くように眼球を動かすエクササイズも効果的でしょう。

いずれのエクササイズも、5回を1セットとして1日2~3回行うのがおすすめです。

短時間で簡単に取り組めるエクササイズなので、ぜひ毎日行ってまぶたの脂肪を落としましょう。

クリニックで受けられるまぶたの脂肪取りの治療

カウンセリング

セルフケアやエクササイズで落とせないまぶたの脂肪は、クリニックのまぶたの脂肪取り治療で取り除くのがおすすめです。クリニックで受けられるまぶたの脂肪取り治療には、主に次の3つの方法があります。

  • まぶたに小さな穴を開けて脂肪を取る
  • 二重術の切開法と同時に脂肪を切除する
  • 脂肪溶解注射で脂肪を溶かす

以下ではそれぞれの治療法を解説するので、まぶたの脂肪取り治療を検討している人はぜひ参考にしてください。

小さな穴を開けて脱脂する

分厚い・腫れぼったいまぶたは、まぶたの奥にある眼窩脂肪が原因のケースが少なくありません。

眼窩脂肪は眼球を衝撃から守る役目がありますが、眼窩脂肪が多いとまぶたに厚みが出て重たく見えます。

また、眉やまぶた周辺にある隔膜前脂肪(ROOF)もまぶたを腫れぼったく見せる原因になることがあります。

眼窩脂肪はエクササイズで落とすのは難しいため、クリニックでまぶたの脂肪取りの施術を受けるのがおすすめです。

上まぶたの眼窩脂肪を取り除く方法には、まぶたに小さな穴を開けて脱脂する施術があります。

上まぶたの皮膚を数mm切開し、量を調節しながら眼窩脂肪を取りだして目元をすっきりさせる施術です。

眼窩脂肪は脂肪吸引のように吸い出すことはできませんが、やわらかいため小さな穴を開けて引っ張り出せます。

場合によっては、眼窩脂肪だけでなくROOFも同時に取り除くことがあります。

余分な脂肪を取り除くことで厚みを軽減し、腫れぼったいまぶたを解消できるでしょう。

腫れや内出血はほとんど起きず、傷は数mmと小さいため縫合はしません。施術後1日で傷跡は塞がり、徐々に目立たなくなり数週間でわからなくなります。

手術時間は片目で5~10分程度と短時間で、局所麻酔のみで施術が可能です。

眼窩脂肪は眼球を守るクッションの役目があるため、施術の際は脂肪を取りすぎないよう注意が必要です。

二重術の切開法と同時に脂肪を切除する

目

二重術と同時に脂肪を切除すると、よりぱっちりした二重まぶたを作れます。まぶたに厚みがあり腫れぼったく見える人は、眼窩脂肪が多い可能性があります。

眼窩脂肪が多い人が二重埋没法で二重まぶたにすると、短期間で糸が緩んだり、取れたりしてうまく定着しないことがあるでしょう。

そのため、まぶたに厚みがある人がしっかり二重まぶたを作りたい場合は、二重切開法と同時に眼窩脂肪を切除するのがおすすめです。

二重切開法は、まぶたの皮膚を切開して眼輪筋の一部を切除し、まぶたの奥にある瞼板と皮膚を糸で固定して二重まぶたにする方法です。

持続期間が長く一重に戻る可能性は低いですが、手術時間やダウンタイムは長くなります。

切開法とまぶたの脂肪取りを同時に行えば、まぶたの厚みを解消してよりぱっちりした二重まぶたをキープしやすいでしょう。

眼窩脂肪はまぶたの奥にありますが、浅いところにある皮下脂肪が原因でまぶたに厚みが出ることもあります。

皮下脂肪は硬く周囲の組織に張り付くように存在しているので、眼窩脂肪のように引っ張り出せません。

そのため、まぶたの皮下脂肪を取り除く場合には全切開のように長めに切開し、目視しながら周囲の組織から剥がす必要があります。

脂肪溶解注射

目元への注射

脂肪溶解注射は、気になる部分に注射して脂肪を溶かしすっきりさせる施術です。まぶたに注射することで腫れぼったさや厚みを軽減し、まぶたをすっきり軽く見せます。

脂肪細胞も溶解するためリバウンドの心配が少なく、腫れや痛みも出にくく、むくみを取る効果もあるのがメリットです。

脂肪溶解注射には皮下脂肪を分解する効果のある成分が含まれているため、まぶたの厚みの原因が皮下脂肪の場合に有効な方法です。

注射した部位のリンパ循環・脂肪分解を促進し、余分な脂肪やたるみを取り除くきます。

施術時間は1ヶ所3分程度で、施術後72時間かけて効果が出てきます。十分な効果を得るには、週1回・計3回程度の施術がおすすめです。

クリニックでのまぶたの脂肪取りがおすすめな人

笑顔で目元を指す女性

クリニックでまぶたの脂肪を落とすと、目が大きく見えたりまぶたの腫れぼったさを解消できたりと、さまざまな効果が期待できます。

以下では、クリニックでのまぶたの脂肪取りがどのような方におすすめなのか紹介します。

目を大きく見せたい人

まぶたの脂肪取り治療は、目を大きく見せたい人におすすめです。まぶたに余分な脂肪があって分厚いと、目が小さく見えてしまいます。

クリニックでまぶたの脂肪取りをすると、目元がすっきりして目を大きく見せることが可能です。

眼窩脂肪を除去すると、目を閉じた時の上まぶたの膨らみや、目を開けた時のまぶた外側の膨らみが小さくなります。

そのため、まぶたの腫れぼったさが解消され目を大きく見せることができるのです。

目が腫れぼったい印象の人

目が腫れぼったい印象で悩んでいる人にも、クリニックのまぶた取りがおすすめです。

まぶたの奥にある眼窩脂肪や皮膚表面近くにあるROOFと呼ばれる脂肪の層は、まぶたを腫れぼったく見せる原因といわれています。

まぶたが腫れぼったいと、眠たそう・無愛想・疲れているように見られたり、老けて見えたりするでしょう。

クリニックの施術でまぶたの脂肪を落とせば、まぶたの厚みが減って腫れぼったさが軽減されます。

まぶたが腫れぼったく二重まぶたになりたい方は、切開法と脂肪取りを同時に施術すると腫れぼったさを解消でき、すっきりした二重まぶたを作れます。

きれいな二重まぶたを作りたい人

目元を触る女性

まぶたの厚みの原因といわれている眼窩脂肪を手術で除去すれば、目元がすっきりしてきれいな二重まぶたになれるでしょう。

脂肪取りの施術は二重術と同時に行われるケースも多くあり、まぶたの厚みを取りながらきれいな二重まぶたを作ることができます。

昔はきれいな二重だったのにラインがはっきりしなくなった・二重幅が狭くなった・奥二重になった場合は、上まぶたの脂肪のたるみが原因かもしれません。

このような場合も、脂肪取りで脂肪を落とせば元の二重まぶたに近づけるでしょう。

埋没法の二重術が取れてしまった人

埋没法の二重術が取れてしまった人は、まぶたの厚みが原因かもしれません。

まぶたが分厚いと埋没法で二重まぶたを作っても、二重がうまく定着せず取れてしまうことがあります。

埋没法の二重が取れてしまう人は、二重術を行う際に脂肪取りも同時に行うと目元がすっきりし、二重まぶたが安定しやすくなります。

まぶたが特に分厚い場合には、埋没法ではなく切開法と同時に脂肪取りをすればきれいな二重まぶたになれるでしょう。

除去した脂肪は元に戻らないため、二重術と脂肪取りを併用すればすっきりした二重まぶたをより長くキープできます。

おでこのしわを防ぎたい人

まぶたの脂肪取りはおでこのしわを防ぎたい人にもおすすめです。おでこにしわがあると、老けて見えたり不機嫌に見られたりしやすくなります。

できてしまったしわを改善するのは難しいため、予防が大切です。おでこのしわは、表情の癖が原因の1つといわれています。

まぶたが分厚いと目を開きにくかったり視野が狭くなったりするため、無意識に眉を上げて目を開こうとします。

このような動作が繰り返されると、おでこのしわの要因となるのです。クリニックでまぶたの脂肪を取ると目を開きやすくなるので、おでこのしわを防ぐことができます。

まぶたの脂肪取りにはリスクはある?

目元を触る女性

まぶたの脂肪を取ると、目が大きく見える・腫れぼったさを解消できるなどさまざまなメリットがあります。

しかし、施術を受ける際にはリスクも事前に理解しておくことが大切です。

以下では、脂肪取りのリスクを解説するので、脂肪取りの施術を検討している方はぜひご覧ください。

脂肪を取りすぎてしまうと将来的にくぼみができることがある

施術の際、脂肪を取りすぎると将来まぶたにくぼみができることがあります。

まぶたの脂肪量は加齢とともに減少するため、取る量が多すぎると年齢を重ねた際にまぶたがくぼみやすくなるのです。

まぶたがくぼむと老けた印象になってしまうため、施術の際には取りすぎないよう量を調節する必要があります。

除去する脂肪の量は医師が目元の状態をチェックして判断しますが、クリニックによってはシミュレーションも行って除去する量を判断しています。

左右非対称になってしまうことがある

片目ずつ別の日に脂肪取りをする場合は、左右非対称になるリスクがあります。

日にちを分けると目元のコンディションが違う状態で施術をすることになるため、微妙な左右差が出やすいのです。

ただし人間の顔はもともと左右非対称であることが多く、両目とも同日に施術をしても左右非対称になることもあります。

両目同日に施術をする際は、医師が左右差を最小限に抑えるよう注意しながら施術を行うので、できる限り左右対称にしたい人は両目とも同じ日に施術するのがおすすめです。

治療方法によってはダウンタイムが長い

クリニックでの脂肪取りは、治療方法によってはダウンタイムが長くなります。

小さな穴を開けて脱脂する方法はダウンタイムがほぼなく、腫れや痛みも気にならない程度です。

脂肪溶解注射も痛みやダウンタイムが少なく、症状は3日程度で落ち着きます。

一方、二重術の切開法と同時施術する場合や脂肪量が多く長めに切開する必要がある場合は、ダウンタイムが長くなります。

腫れや内出血は2週間程度で落ち着くケースが多いですが個人差があり、落ち着くまでは1〜2ヵ月かかるでしょう。

まぶたの脂肪はダイエットで落とせる?

鏡で目元を見る女性

ダイエットでまぶたの脂肪だけを落とすのは困難です。全身に皮下脂肪が多い人であれば、ダイエットで全身の皮下脂肪が減るとまぶたの皮下脂肪も落ちる可能性があります。

ダイエットでまぶたの皮下脂肪が減れば腫れぼったさを解消できますが、顔の脂肪も減ります。また、まぶたの奥にある眼窩脂肪はダイエットでは落とせません。

まとめ

顔のケアをする女性

本記事では、まぶたの脂肪を落とすエクササイズや脂肪取りの治療について解説しました。まぶたが重い・腫れぼったい人は、まぶたの脂肪が原因の可能性があります。

まぶたの脂肪を落とすと、目元がすっきりして目が大きく見える・腫れぼったさが解消する・きれいな二重まぶたを作れるなどのメリットがあります。

まぶたの脂肪が気になる人は、ぜひセルフケア・エクササイズやクリニックでの脂肪取り治療でまぶたをすっきりさせましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業 平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医 平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長 令和5年(2023年) 上場企業産業医

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平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業 平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医 平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長 令和5年(2023年) 上場企業産業医

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