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豊胸手術後のダウンタイムはどれくらい?手術の種類別にダウンタイムやケアの方法について解説

豊胸手術後のダウンタイムはどれくらい?手術の種類別にダウンタイムやケアの方法について解説

豊胸手術は、シリコンバッグ豊胸手術、ヒアルロン酸豊胸手術、脂肪注入豊胸手術という3つの種類があります。理想のバストを作るためには、手術方法もよく検討する必要があります。3種類の豊胸手術は、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、ダウンタイムの過ごし方も含めて、自分に最適な手術方法を選ぶことが大切です。豊胸手術の3つの種類と、それぞれのダウンタイムやケア方法について紹介します。

豊胸の種類について

豊胸の種類について 豊胸手術は、シリコンバッグ豊胸手術、ヒアルロン酸豊胸手術、脂肪注入豊胸手術の3種類に大きく分けられます。それぞれどのような手術なのか、その特徴を見ていきましょう。

シリコンバッグ豊胸手術はどのような手術ですか
シリコンバッグ豊胸手術は、脇の下や胸の下などを切開して、そこからシリコン製のバッグを挿入してバストを大きくする手術です。挿入するシリコンバッグは、大きさや形、高さなどに様々な種類があるのが特徴。形状としては雫型のアナトミカル型、おわん型のラウンド型が多く用いられています。また、シリコンバッグ豊胸手術に使用されるシリコンバッグの寿命は10年程度と言われています。
ヒアルロン酸豊胸手術はどのような手術ですか
ヒアルロン酸豊胸手術は、ヒアルロン酸を注射で注入することでバストアップする方法です。ヒアルロン酸の注入自体は60分程度で終わります。ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまうため、効果は数ヶ月~数年程度。バストサイズを保つには定期的な施術が必要です。
脂肪注入豊胸手術はどのような手術ですか
脂肪注入豊胸手術は、自分の脂肪を注入し、バストを大きくする方法です。お腹や太もも周りといった別の場所の脂肪細胞を採取して、バストに注入します。自分の脂肪細胞を移植するので拒絶反応が起こらず、また定着すれば持続期間は半永久的です。

それぞれの手術のメリット・デメリットについて

シリコンバッグ豊胸手術のメリット・デメリットについて教えてください
シリコンバッグ豊胸手術のメリットは、自分の理想に近いバストを手に入れることができる点や、ほかの手術では難しい大幅なサイズアップが可能な点が挙げられます。一度シリコンバッグを挿入すれば、10年ほど効果が持続するのもメリットです。
デメリットとしては、切開して挿入するため、傷跡が残ってしまう点があります。1年ほど経てば傷跡はあまり気にならなくなりますが、しばらくの間傷が残ってしまう点は留意しておきましょう。また、シリコンバッグは柔らかい素材ではありますが、自然のバストと比べると触れた感触はやや硬く、異物感があることもあります。
ヒアルロン酸豊胸手術のメリット・デメリットについて教えてください
ヒアルロン酸豊胸手術のメリットは気軽に手術ができることです。注射のみで豊胸ができ、施術時間も60分程度と短いのが特徴です。また、注射による注入のため大きな傷が残りにくいことや、シリコンバッグや脂肪注入と比べて比較的リーズナブルに手術を受けることができます。
デメリットとしては、効果が永続的でない点が挙げられます。ヒアルロン酸は少しずつ体に吸収されてしまうため、時間が経てばなくなってしまうのです。バストサイズを保つためには定期的な手術が必要ですが、しこりなどが形成されることも珍しくないため、何度も繰り返すことはおすすめできません。将来的にほかの豊胸手術を考えている方は、感染リスクが高まるため、ヒアルロン酸豊胸は行わない方が良いでしょう。
脂肪注入豊胸手術のメリット・デメリットについて教えてください
自分の脂肪を使用するため、移植時の拒絶反応が少ないのが脂肪注入豊胸手術のメリットです。また、脂肪を注入しているためバストの感触や動きも自然。豊胸をしたとはわかりづらいのも脂肪注入のメリットと言えるでしょう。
デメリットとしては、仕上がりが予想できにくい点が挙げられます。どの程度の脂肪が定着するかがわからず、採取する脂肪の量にも限界があるため、シリコンバッグ豊胸手術のような大幅なサイズアップをすることはできません。また、痩せ型の方の場合、注入するのに十分な脂肪を抽出することができず、施術ができないケースもあります。

シリコンバッグ豊胸手術のダウンタイムやケアについて

シリコンバッグ豊胸手術のダウンタイムやケアについて 理想的な形を実現しやすいシリコンバッグ豊胸手術のダウンタイムについて解説します。

シリコンバッグ豊胸手術のダウンタイムはどのくらいですか?
シリコンバッグ豊胸手術のダウンタイムは、ほかの豊胸手術と比べて長めで、1ヶ月~2ヶ月程度必要です。なお挿入したシリコンバッグが馴染むには、半年以上かかると言われています。 手術後の強い腫れや内出血は1~2週間前後、痛みは3日~1週間程度で落ち着くことがほとんどです。
シリコンバッグ豊胸手術のダウンタイム中の過ごし方について教えてください
シリコンバッグの豊胸の手術後は、痛みなどの症状が強く出る可能性があります。重い荷物を持つ、激しい運動をするなど、アクティブに過ごす予定は控えるのが無難でしょう。挿入したバッグがずれてしまわないように、手術後3日程度はバストバンドを使用して胸を固定しておきます。なお、バストバンドしている間はシャワーであっても入浴はできません。ダウンタイム中は無理せず安静第一。ゆっくりとした動きを心がけると良いでしょう。
ダウンタイムが治まるまでは体にも大きな負担がかかっている状態です。傷口には直接関係ないとは言え、飲酒や喫煙など体に負担がかかる行動は控えましょう。
ダウンタイム中の経過次第では入院が必要になるケースもあります。些細なことであっても違和感を覚えた場合には、すぐに担当医師に相談するようにしてください。

ヒアルロン酸豊胸手術のダウンタイムやケアについて

手術時間も短く手軽にできるのが特徴のヒアルロン酸豊胸手術のダウンタイムについて解説します。

ヒアルロン酸豊胸手術のダウンタイムはどのくらいですか?
ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムは、比較的短いのが特徴です。個人差はありますが、一般的には1~2週間程度だと言われています。手術後に腫れや軽い痛みが生じる場合がありますが、1週間程度で治まります。また、内出血や赤みが生じる場合もありますが、これも1~2週間程度でなくなることがほとんどです。
ヒアルロン酸豊胸手術のダウンタイム中の過ごし方について教えてください
ヒアルロン酸豊胸手術の場合は、ダウンタイムの症状が軽く期間も短いのが特徴です。切開する傷口もないので、強い痛みを感じることはまれでしょう。ただし気になる症状がある場合は、担当医師に相談してください。
ヒアルロン酸豊胸手術では、手術後1週間程度は触ると若干硬い状態が続きますが、2週間程度経過すると、柔らかくなっていきます。手術直後はヒアルロン酸を注入した部位が腫れていて安定していない状態です。ヒアルロン酸が安定化して腫れが落ち着くまでは、バストマッサージは控えましょう。
また、ヒアルロン酸を注入した部分に強い力をかけると形崩れの原因となります。手術後1週間程度は、うつ伏せの体勢で寝ないように注意しましょう。
手術から2~3週間が経過すれば、ヒアルロン酸が再生組織の被膜を形成して安定しますので、硬さもあまり気にならなくなるでしょう。

脂肪注入豊胸手術のダウンタイムやケアについて

自分の脂肪細胞を採取して移植する脂肪注入豊胸手術のダウンタイムについて解説します。

脂肪注入豊胸手術のダウンタイムはどのくらいですか?
脂肪注入豊胸手術のダウンタイムは、脂肪を採取した吸入部と脂肪を注入したバストの2ヵ所に対して気を配る必要があります。
吸入部においては、内部の組織が回復していくにつれて痛みも軽減されていきます。筋肉痛のような痛みや強い腫れ、内出血は1~2週間程度で治まることが多いようです。1ヶ月程度経過すれば、痛みはほとんど気にならなくなるでしょう。内出血に関しては、2週間~1ヶ月程度で落ち着きます。
バスト部分は吸入部に比べてダウンタイムは軽度で済みます。なお、傷跡が完全に目立たなくなるまでには1年~2年程度が必要となる場合があります。
脂肪注入豊胸手術のダウンタイム中の過ごし方について教えてください
吸入部については、圧迫とマッサージが良いでしょう。圧迫により余分な水分の停滞を防いで、皮膚を固定できるため、痛みの緩和にも繋がります。マッサージは手術後3~4週間後程度から行うのが目安です。 バスト部分については、マッサージは控えましょう。刺激を与えたり激しい運動をしたりすると、定着に時間がかかってしまいます。脂肪注入したバストは安静第一を心がけましょう。

編集部まとめ

豊胸手術には、シリコンバッグ豊胸手術、ヒアルロン酸豊胸手術、脂肪注入豊胸手術の3種類があります。それぞれメリット・デメリットがあり、ダウンタイムの期間や過ごし方のポイントも異なるもの。それぞれの豊胸手術の特徴をよく知った上で、自分にあった施術を選ぶと良いでしょう。理想のバストを手に入れるにはクリニック選びも重要です。丁寧なカウンセリングや説明をしてくれるところを選び、納得して手術に臨みましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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