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ヒアルロン酸注入による豊胸手術とは?基礎知識やメリット・デメリットを解説!

ヒアルロン酸注入による豊胸手術とは?基礎知識やメリット・デメリットを解説!

女性の方であれば、バストに関して「周りの人よりも小さい」「垂れている気がする」と何かしらのコンプレックスを抱いたことがある人も多いのではないでしょうか。そこで本記事は、豊胸手術についてご紹介します。

豊胸手術には、主にヒアルロン酸注入術、シリコンバッグ豊胸術、脂肪注入豊胸術という3つの方法があります。この記事では、ヒアルロン酸注入術をメインにまとめています。メリットやデメリット・リスクなどについても記載していますので、ぜひ豊胸手術を検討する際の参考にしてください。

豊胸手術とは

豊胸手術とは まずは豊胸手術とはそもそも何か、どのような種類があるのかをご紹介します。

豊胸手術とはどのようなものですか?
豊胸手術とは、人工物やご自身の脂肪を注入してバストにハリをプラスしたりサイズを大きくしたりする方法です。バストアップを目指す際には、筋力トレーニングやマッサージを取り入れたり、食事やケア方法を見直す方も多いようです。しかしこれらの方法では効果が表れなかったり、効果が表れるまでに時間がかかる場合がほとんどです。一方で豊胸手術は、理想のバストをすぐに手に入れることができます。
豊胸手術の種類にはどんなものがありますか?
豊胸手術には、主に「ヒアルロン酸注入豊胸術」「シリコンバッグ豊胸術」「脂肪注入豊胸術」の3つがあります。ヒアルロン酸注入については後述するため、ここではほかの2つについてご紹介します。 シリコンバッグ豊胸術とは、胸や脇の下を切開して、そこからシリコンでできた人工物を挿入するバストアップ方法です。シリコンバッグには形や大きさなどが異なるさまざまな種類があり、理想に近いものをご自身で選ぶことができます。 脂肪注入豊胸術は、ご自身の太ももやおなかなどから脂肪を吸引し、そこから不純物を取りのぞいた上でバストに注入する方法です。注射器を用いるため、大きな傷跡が残らないことが特徴です。 また、すでにシリコンバッグ豊胸術を受けた方を対象とした、エイジングブレスト豊胸法もあります。これは、既存のシリコンバッグからヒアルロン酸に入れ替えることで、年相応のハリとボリュームを手に入れられる方法です。

ヒアルロン酸豊胸の基礎知識

ここからは、ヒアルロン酸豊胸術について詳しく解説していきます。ヒアルロン酸豊胸術はその名の通り、ジェル状のヒアルロン酸を注入することでバストアップが目指せる豊胸手術です。

ヒアルロン酸豊胸ではどれくらいサイズアップさせることができますか?
ヒアルロン酸は、50〜80ccほどで0.5〜1カップのサイズアップが期待できます。ただ、注入する量が多いとしこりになるリスクがあるため、片側のバストにつき多くても100ccくらいまでにとどめておくことが推奨されています。そのため、大幅なバストアップを望む方には向いていない方法といえます。
ヒアルロン酸豊胸では触った時の感触は不自然ではないですか?
使用するヒアルロン酸の種類によって差はありますが、触り心地に配慮されているものがほとんどのため、他人に触られて違和感を覚えるような不自然さはありません。特に、細かい粒子で作られているヒアルロン酸であれば、体内の組織になじみやすくやわらかく仕上がります。どのような種類のヒアルロン酸を使用するかは、事前にクリニックで確認しておくことをおすすめします。なお、注入する量が多くしこりができてしまった場合、感触が不自然になってしまうため注意しましょう。
ヒアルロン酸豊胸によるサイズアップはどれくらいの期間持続しますか?
ヒアルロン酸豊胸による効果は数カ月から数年ほどです。これは、注入したヒアルロン酸が時間をかけて体内に吸収されていってしまうからです。注射を打ち直してサイズや形をキープすればいいのでは? と考える方も少なくありませんが、それだとしこりとなるリスクが高くなってしまうために推奨できません。そのため、半永久的なサイズアップ効果を求めている方は、別の方法を検討するようにしましょう。

ヒアルロン酸豊胸のメリット

ヒアルロン酸豊胸のメリット 続いて、ヒアルロン酸豊胸術のメリットについてご紹介します。

ヒアルロン酸豊胸のメリットについて教えてください。
主に3つのメリットがあります。 1つは前述したように、注射針を刺すだけの施術のため大きな傷跡はできず、ダウンタイムも少ないことが挙げられます。腫れや内出血が起きることもありますが、その多くは1週間ほどで治まります。 2つめは、自然なバストアップが期待できることです。全体的なバストアップはもちろん、ヒアルロン酸を部分的に注入して形を整えることもできます。 3つめは、施術時間が短いことです。クリニックやヒアルロン酸の注入量によって個人差はありますが、基本的に15〜30分程度で施術が完了するため、施術を受ける方への負担が少ないのも利点となります。
ヒアルロン酸豊胸がおすすめなのはどんな人ですか?
ヒアルロン酸豊胸がおすすめなのは、負担の少ない方法で胸を大きくしたい方、授乳をきっかけに胸が小さくたるんでしまった方、外科的な手術に抵抗のある方、両胸の左右差をなくしたい方、谷間を作りたい方などです。

ヒアルロン酸豊胸のデメリット

良い面があればもちろん悪い面もあります。ここからは、ヒアルロン酸豊胸術のデメリットについてご紹介します。

ヒアルロン酸豊胸のデメリットについて教えてください。
デメリットとしてまず挙げられるのは、サイズアップに限界があることです。前述したように、ヒアルロン酸豊胸術では1カップ程度のサイズアップしかできないため、もともと胸が小さい方、大幅なサイズアップをしたい方には向いていません。また、ヒアルロン酸は時間がたつにつれて体内に吸収されてしまうため、永久的な効果が期待できないことも人によってはデメリットといえるでしょう。
ヒアルロン酸豊胸にリスクはありますか?
代表的なリスクとしては、しこりが残ってしまう可能性があることです。ヒアルロン酸は本来であれば体内に吸収されていく成分ですが、体が異物と判断してアレルギー反応を起こすと、注入したヒアルロン酸の周りに被膜ができてしまいます。これがしこりの原因となります。 また、腫れや内出血を生じる場合もあります。1週間から1カ月程度で治まることがほとんどですが、仕事などの関係で見た目を気にされる方はいつ施術を受けるのか、綿密にスケジュールをたてるようにしましょう。 こうしたリスクは完全に避けられるものではありません。事前に施術を予定するクリニックで十分な説明を受けて、不明な点がないようにしてください。
ヒアルロン酸豊胸を受けると授乳に影響はありますか?
ヒアルロン酸豊胸術はもちろん、シリコンバッグ豊胸術・脂肪注入豊胸術のいずれも、施術や手術の際に母乳を作る乳腺や母乳が通る乳管に触れることはありません。そのため、母乳の成分や授乳に影響を及ぼすことは基本的にはないといえます。ただ、これを実現するためには医師の技術力が求められます。施術や手術を行う医師が日本美容外科学会の専門医資格を取得しているかどうか、豊胸手術に特化しているかどうか、それらを踏まえて信頼できるかどうかを事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。なお、妊娠中や授乳中に施術を受けることはできませんのでご注意ください。

編集部まとめ

この記事では、ヒアルロン酸豊胸術について詳しく見てきました。複数の方法がある豊胸手術ですが、それぞれのメリットやデメリット・リスク、また特徴などを理解すれば、ご自身にどの方法が合っているのかをイメージできます。施術を受けた後に「別の方法にしておけばよかった」と後悔しないよう、複数の施術方法やクリニックを比較してから、豊胸手術を受けるかどうかを決めることをおすすめします。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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