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脂肪注入による豊胸手術とは?メリットとデメリット、費用などを徹底解説!

脂肪注入による豊胸手術とは?メリットとデメリット、費用などを徹底解説!

日本人の女性の中には、海外の人のようなメリハリのある体に憧れを持つ人が少なくないですよね。メリハリのある体のためには胸やお尻などのボリュームがキーになってきます。今回は、胸に脂肪を注入することで行う豊胸手術について紹介します。豊胸術の魅力やリスクを踏まえ、理想の体を目指しましょう。

脂肪注入による豊胸手術とは

脂肪注入による豊胸手術とは 豊胸術とは、小さい胸やたれてしぼんだ胸をボリュームアップさせたいという願いをかなえる整形手術です。豊胸術には、脂肪を使用するもののほかに、ヒアルロン酸を使用するものやインプラントを使用するものがありますが、施術症例の約半分は、脂肪注入による豊胸術です。ここでは、脂肪注入による豊胸術がどのようなものなのかを説明します。

脂肪注入による豊胸手術とはどのようなものですか?
簡単に説明すると、体の胸以外のところの脂肪を、胸に移植する整形手術です。もう少し詳しく脂肪注入による豊胸術の流れを説明します。脂肪注入による豊胸術を行うことが決まったら、まず麻酔を行い、太ももやおなかなどから脂肪を吸い取ります。

吸い取った脂肪には、血液や施術時の痛み緩和のために注入した麻酔薬などが混ざっているので、脂肪以外のそれらの物質を専用の機械などで分別します。純度の高い脂肪ができたら、膨らみを持たせたい胸へ少しずつ注入して手術自体は終了です。その後は注入した脂肪が定着するのを待ちましょう。

脂肪注入による豊胸手術の種類を教えてください。
先ほど、吸い取った脂肪を注入する前に、不純物と分けると説明しましたが、この不純物を分ける方法がいくつかあり、クリニックによってさまざまな手法が採用されています。ここでは4つの種類について説明します。

まず1つ目は、単純に脂肪と、脂肪以外の不純物を分ける方法です。

2つ目は、不純物を抜いたあとの脂肪から、さらに元気な脂肪と死んだり老いたりして元気のない脂肪を分け、元気な脂肪だけを残す方法です。

3つ目は採取した脂肪を2つに分け、その一方からは2つ目の手法で分けた元気な細胞のみを取り出し、もう一方からは脂肪の定着のために必要な、幹細胞と呼ばれる細胞のみを取り出し、それぞれ取り出した細胞たちを最後に合わせる方法です。

4つ目は、吸引した脂肪の中から幹細胞のみを取り出して培養し幹細胞の数を増やしたあと、再度日をあらためて脂肪を吸引して、2つ目の方法で取り出した元気な脂肪と合わせる方法です。1つ目よりも4つ目のほうが、よりバストアップが期待できる注入用脂肪を作れることが分かると思いますが、それに伴って1つ目よりも4つ目の方法のほうが値段も上がる場合がほとんどです。どの程度のバストアップを目指すのかに合わせて方法を選択すると良いでしょう。

脂肪注入による豊胸手術はどのような人におすすめですか?
より自然に豊胸したい方や、手術による切開を避けたい方、メンテナンスがほとんど必要ない豊胸を行いたい方などにおすすめです。なぜこうした希望のある方に脂肪注入による豊胸手術がおすすめなのかは次項で説明します。

脂肪注入による豊胸手術のメリットとデメリットについて

脂肪注入による豊胸手術のメリットとデメリットについて ここでは、豊胸手術の中でも脂肪注入による施術が優れている点と逆に弱い点について説明します。

脂肪注入による豊胸手術のメリットについて教えてください。
まず、先ほども説明したように、自分の細胞を使用して行う豊胸術なので、ヒアルロン酸やインプラントで行う場合にくらべてより自然に近いバストになれることが魅力です。動いたときもあおむけで寝ているときも自然な柔らかさや揺れが実現できるので、豊胸術を行ったことが周りに気づかれにくい施術といえます。傷跡も非常に小さくかつ目立たず、なにか異常が起こらないかぎりは、ほかの豊胸術のようなメンテナンスを受けずに半永久的に理想のバストを持続させることができます。

また、脂肪注入での豊胸術では、豊胸と同時に体の部分痩せもできるので、一石二鳥の施術方法として人気を集めています。

脂肪注入による豊胸手術のデメリットについて教えてください。
前提として、脂肪注入による豊胸術には、体型によって向き不向きがあります。必要な分の脂肪が吸引できなかったり、脂肪を注入しても思うように皮膚が伸びなかったりすることが考えられるので、もともとやせ型の人に対してこの豊胸術は不向きといえるでしょう。体型やクリニックによっては施術自体行えないことがあるので注意が必要です。 また、脂肪がうまく胸に定着しないと、胸にしこりが残ってしまうことがあるという点も知っておく必要があります。注入した脂肪が胸の中で壊死してしまうと、時間がたつにつれて硬くなってしまいます。それを放置しておくと、しこりとなって胸の形が崩れ、脂肪を使用した豊胸術の魅力である自然なバストは失われ、でこぼことしたいびつな形になることがあります。

脂肪注入による豊胸手術の値段について

ここでは脂肪注入による豊胸術の価格帯について説明します。

脂肪注入による豊胸手術の値段の相場はいくらぐらいですか?
価格は30万円~180万円程度と幅広く、注入方法や脂肪の分別方法などによって異なります。そのため、施術を検討する際には、いくつかのクリニックを回って手法と料金を照らし合わせながら検討すると良いでしょう。
脂肪注入による豊胸手術の値段に検査や麻酔の費用は含まれますか?
こちらもクリニックにより異なるので、その都度確認が必要です。施術代金が比較的安価でも、検査代や麻酔費用が加算される場合もあるので、施術前に費用面もしっかりと確認するようにしてください。

脂肪注入による豊胸手術のリスクや注意点は?

ここまででメリットやデメリットについてもお伝えしましたが、ここからは脂肪注入による豊胸術のリスク、副作用や、注意すべき点について説明します。とても大切なことなのでよく読んでみてください。

脂肪注入による豊胸手術のリスクを教えてください。
施術後に、だるさや熱っぽさ、痛み、かゆみ、むくみなどを感じることや、脂肪を吸引、注入した箇所に内出血が生じて黄色や紫色に変色することがあります。これらの症状は一時的なものなので、多くの場合は数日から数週間すると目立たなくなってきます。しかし、どれだけ丁寧に施術を行ってもダウンタイムは発生してしまうので、それを覚悟した上で施術を検討するようにしましょう。また、先ほど説明したように脂肪が胸にうまく定着していないときには、胸が硬くなったりしこりを感じたりする場合もあるため、経験を積んでいる医師のもとで施術を受けることが大切です。脂肪注入といえども、手術であることにはかわりないので、少なからず感染リスクがあることも忘れてはいけません。
脂肪注入による豊胸手術で注意すべき点を教えてください。
自然なバストを作ることができる脂肪注入による豊胸術ですが、医師の技量に左右される部分も多いので、クリニック選びがとても大切です。理想のバストアップになるために受けた豊胸術で胸がでこぼこになるなんてことは避けたいですよね。自分のなりたい胸はどんな形なのか、無理なく実現できるものなのか、リスクや副作用はどのようなものが想定できるのか、などは事前にしっかりと医師と相談しておきましょう。脂肪注入による豊胸術は複数回行うことができるものですが、なるべくリスクを減らした状態で施術を受けられるように下調べやクリニック選びは入念に行ってください。

編集部まとめ

いかがでしたでしょうか。憧れのバストを実現するためにできることはたくさんありますが、その中の1つの手段として脂肪注入による豊胸術も覚えておいていただければと思います。リスクもしっかりと把握した上で、施術を検討してみてください。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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