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ヒアルロン酸豊胸ってどんな手術?比較したい他の豊胸方法や注意点を解説!

ヒアルロン酸豊胸ってどんな手術?比較したい他の豊胸方法や注意点を解説!

周囲の人と胸のサイズを見比べて、ご自身の胸にコンプレックスを抱く方もいらっしゃるでしょう。胸を大きくする豊胸手術に興味はあるけれど、どんな種類のものがあるのかよくわからない、という方も多いはず。 そこで本記事では、豊胸手術の1つである「ヒアルロン酸豊胸」についてご紹介します。施術の概要やメリット・デメリット、注意点などをまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

豊胸手術について

豊胸手術について 現在、豊胸手術には「ヒアルロン酸豊胸」「自家脂肪豊胸」「シリコンパック豊胸」の3種類の方法があります。 ヒアルロン酸豊胸はその名の通り、ヒアルロン酸を注入してバストアップを目指す方法です。メスではなく注射器を用いて施術を行うため、一時的に針の穴が開く程度で大きな傷跡は残りません。ダウンタイムが短く、施術翌日からは日常生活を普通に送ることができるのもメリットです。 自家脂肪豊胸は、施術を受ける方のおなかや太ももから脂肪を吸引し、それを胸に注入してバストアップを図るという方法です。ご自身の組織を用いるため拒絶反応が起こりにくく、定着すれば持続性が高いところが特徴です。 シリコンバッグ豊胸は、胸や脇の下などを切開して、シリコン製のバッグを挿入する方法です。シリコンバッグは大きさや形、高さ、質感などさまざまなバリエーションがあり、1回の施術で好みのバストを手に入れられるのが強みです。見た目や触り心地をより自然なものにするために、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせて「ハイブリッド豊胸」を受けることも可能となっています。 ここからは、それぞれの施術の流れやメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸豊胸とは

ヒアルロン酸豊胸とは 前述したように、ヒアルロン酸豊胸とは注射器を用いてヒアルロン酸を注入する施術です。ヒアルロン酸を注入するのにかかる時間はだいたい30分から60分で、入院する必要はありません。 皮膚の切開が不要なためダウンタイムも短く、施術を受けた翌日でも生活に支障が出ることはほとんどありません。クリニックにもよりますが、ヒアルロン酸の費用は10ccあたり10万円ほどです。個人差はありますが、バストを1カップ大きくするのに50~100ccのヒアルロン酸が必要なため、費用相場は50万~100万円ほどとなります。他の豊胸手術と比べると費用を安く抑えることができるでしょう。

ヒアルロン酸豊胸の施術の流れ

ヒアルロン酸豊胸の施術はカウンセリングから始まります。カウンセリングでは、どれくらいの大きさや形にするかを医師と綿密にすり合わせることが大切です。 例えば、純粋にバストを大きくしたい場合は、どの方向から見てもきれいに見えるようにバスト全体にヒアルロン酸を注入する必要があります。谷間を形成するのが目的であればバストの内側に、デコルテをきれいに見せたい場合やバストのたるみが気になる場合はバストの上部に、左右差がある場合はボリュームの少ないほうにヒアルロン酸を注入するなど、どの部分をどう変化させたいかによって注入方法が変わるため、自分の意思をしっかりと伝えるようにしましょう。 施術後は経過観察のための通院が必要で、シャワーは翌々日から、入浴は1週間後から可能となります。バストに激しい衝撃を与える運動などは、術後約3週間は控えることが大切です。

ヒアルロン酸豊胸のメリット

先ほども述べたように、メスを使わない方法のため、ダウンタイムが少ないことは大きなメリットです。 もう1つのメリットは、施術時の痛みが少ないことです。「バストアップはしたいけど外科手術には抵抗がある」という方にぴったりの方法と言えます。また、日帰りで受けられるのもヒアルロン酸豊胸術が選ばれる理由です。休みがとりにくい人にも適しているでしょう。

ヒアルロン酸豊胸のデメリット

メリットがある一方で、デメリットももちろん存在します。例えば、ヒアルロン酸は少しずつですが体に吸収されていってしまうため、持続性には期待できません。数カ月から数年で作用が消失してしまうことがほとんどです。 かといって、何度もヒアルロン酸を注入すればいいわけではなく、そういった方法は変形を引き起こす可能性もあります。もし、半永久的なバストアップを希望するのであれば、別の豊胸術を選択すべきです。また、体がヒアルロン酸を異物だと認識してアレルギー反応を起こし、しこりができてしまう場合があります。大きくできるサイズに限界があるのもデメリットと言えるでしょう。

自家脂肪豊胸とは

自己脂肪豊胸とは 自家脂肪豊胸は、手術を受ける方の体から脂肪を吸引する必要があるため、3時間ほどを要します。費用相場は100万~130万円程度で、麻酔代や検査代などが別途かかる場合もあるでしょう。術後は、筋肉痛のような痛みや大きな腫れ、内出血などが出る可能性があり、個人差はありますが、およそ1~2週間で治まることが多いです。

自家脂肪豊胸の施術の流れ

事前の通院で血液検査などを行い、問題がないと判断されたら、全身麻酔を施してから手術を行うという流れが基本です。手術にかかる時間は3時間程度で、ヒアルロン酸豊胸と同様に、シャワーは翌々日から、入浴は1週間後から可能となります。なお、激しい運動は3週間後から行えます。

自家脂肪豊胸のメリット

自家脂肪豊胸による脂肪の定着率は約70~80%で持続性も高いため、ふっくらとしたバストを維持できるのがメリットです。また、おなかや太ももなどから脂肪を採取するため、気になっている部位のサイズダウンが見込めるのもうれしいポイントでしょう。さらに、バストの触り心地や動きが自然なため、豊胸手術を受けたことが周りにバレにくいのもメリットの1つです。

自家脂肪豊胸のデメリット

手術を受ける方が痩せていてうまく脂肪を採取できない場合は自家脂肪豊胸を受けられない可能性があります。また、脂肪を採取できたとしてもバストの皮膚が伸びにくく、脂肪を注入するスペースが確保できないケースもあります。スペースを確保できない場合、脂肪が壊死してしこりになってしまうリスクがあるためおすすめできません。さらに、脂肪を注入した部位だけでなく、吸引した部位にも痛みや内出血が起こるため、肌を露出する時期や人に肌を見せる機会が多いという方は手術時期をずらすか別の方法を選択することをおすすめします。

シリコンバック豊胸とは

シリコンバック豊胸とは シリコンバッグの種類として、涙のような形をしたアナトミカル型と、おわんに似たラウンド型があります。質感は表面がつるっとしたスムースタイプと、ざらっとしたテクスチャータイプがあります。サイズも豊富にそろっており、価格もそれぞれ異なりますが、費用相場は100万~150万円程度です。手術時間にも個人差がありますが、自家脂肪豊胸よりも短く、だいたい1~2時間かかります。ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸よりもダウンタイムは長いですが、1回の手術で好みのバストを手に入れられるのが強みです。

シリコンバック豊胸の施術の流れ

カウンセリングにおいて、まずはバストをどれくらいの大きさにしたいか、どのような形にしたいかなどを決めます。また、シリコンバッグの挿入方法として、「乳腺下」「大胸筋下」「大胸筋膜下」という3つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、しっかりと説明を受けたうえでどの方法が良いかを選択しましょう。切開する部位にも2パターンあり、脇の下もしくは乳房の下どちらかから挿入します。手術を受けた後は定期的にクリニックに通い、シリコンバッグが破損していないか、ずれていないかなどを確認する必要があります。

シリコンバック豊胸のメリット

シリコンバッグ豊胸のメリットは3つあります。1つは、シリコンバッグの種類・サイズが選べて1回の施術で希望に近いバストを手に入れられることです。また、一気に2カップ以上のサイズアップが可能で、とにかくバストを大きくしたいという方にぴったりの方法となります。シリコンバッグは体に吸収されることがないため、持続性が高いのも特徴です。

シリコンバック豊胸のデメリット

シリコンバッグ豊胸を受けるかどうか懸念される1つの要因として、傷跡が残ってしまうことが挙げられるでしょう。時間の経過によって気にならなくなりますが、術後1年ほどは赤く目立ってしまいます。また、シリコンでできているため柔らかさはありますが、自然のバストよりは硬さを感じ、異物感が残ってしまうこともあります。パートナーから指摘されるケースも少なくないようです。

ヒアルロン酸豊胸をしたら乳がん検診は受けられない?

ヒアルロン酸豊胸をしたら乳がん検診は受けられない? 女性が発症する可能性のあるがんの1つに乳がんがあります。早期発見・早期治療が大切なため、30代・40代以降の方は定期的に乳がん検診を受けることが推奨されています。ただ、「豊胸手術をしたら乳がん検診は受けられないの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。そのような疑問について、詳しくご説明していきます。

豊胸手術を受けている場合、原則NGの医療機関が多い

乳がん検診では、マンモグラフィーを用いて検査を行うのが一般的ですが、マンモグラフィーは乳房を機械で強く挟んで検査をするため、豊胸手術を受けている方に対しては「原則NG」としているクリニックが多くなっています。 シリコンバッグ豊胸後ではシリコンが破裂してしまうリスクがありますし、ヒアルロン酸を注入している方であれば、そのヒアルロン酸がしこりになっていてつぶしてしまう可能性があるからです。脂肪注入豊胸であれば検査が受けられるクリニックもありますが、検査の精度が低下してしまう可能性があることを理解しておきましょう。

豊胸手術をしたクリニックで検診を受けるのがおすすめ

日本人女性の9人に1人が乳がんになると言われているこの時代に、「乳がん検診」は必要不可欠です。ただ、豊胸手術を受けた女性の中には「豊胸を受けたことがバレたくない」と検診をためらってしまう方も少なくありません。 また、豊胸手術に詳しくない医師による検診では、誤診を招いてしまうのではないかと不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめなのが、豊胸手術を受けたクリニックで乳がん検診を受けることです。そうすることで、乳房に何らかの異常が起きた際に、それが乳がんによるものなのか、豊胸手術によるものなのかを正しく判断できるでしょう。 豊胸手術を受ける前に、こういった検診に対応しているかどうか確認しておくことも重要なポイントです。

ヒアルロン酸豊胸で気を付けるべきこと

ヒアルロン酸豊胸で気を付けるべきこと 最後に、ヒアルロン酸豊胸を受ける際の注意点をご紹介します。納得のいく手術が受けられる、かつ、トラブルが起きてしまわないよう、下記をしっかり読むようにしてください。

安すぎるクリニックはNG

費用が安すぎるクリニックは粗悪なヒアルロン酸を使用している可能性があります。ヒアルロン酸の質が悪いと、炎症やしこりといったトラブルのリスクが高まるため、安さだけを見て決めてしまわないようにしましょう。

一度に大量に注入しない

「バストをより大きくしたいから」「いずれ吸収されてしまうから」と言って、ヒアルロン酸を多く注入して良いわけではありません。ヒアルロン酸を一度に大量に注入すると、体に吸収する前に被膜に覆われ、しこりになってしまう可能性が高くなります。1回の注入量の目安は100~150ccです。多くても200ccまでにとどめておきましょう。

リスクもきちんと説明してくれるクリニックを選ぼう

豊胸手術を受けた後に「イメージと違う」と後悔しないようにするためにも、クリニック選びは非常に重要です。カウンセリングの際に、どのようなバストになりたいか、どのような施術を行うか、その施術で考えられるデメリットやリスクは何か、術後にはどのようなケアが必要なのかといったささいな疑問や不安にもしっかりと答えてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

まとめ

まとめ ヒアルロン酸豊胸を中心にさまざまな豊胸術についてご説明しましたが、参考になりましたでしょうか。バストの理想は一人ひとり異なるものです。形にこだわりたい方もいれば、大きさにこだわりたい方もいらっしゃるでしょう。ご自身が手に入れたいバストはどのようなものかを明確にして、希望に合った施術方法やクリニックを選んでいただければ幸いです。

参考文献

この記事の監修歯科医師
坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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