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涙袋のヒアルロン酸のダウンタイムを詳しく解説|ダウンタイムの症状やいつまで続くのか・症状を抑える方法・ヒアルロン酸注入の注意点もご紹介

ヒアルロン酸 ダウンタイム

ヒアルロン酸の注入は、手術時間が短く施術後早いうちから効果を期待できる可能性の高い施術です。

鼻やまぶたの上など、さまざまな部位に施術できます。そのなかでも涙袋へヒアルロン酸を注入する施術は、ふっくらした涙袋を目指せる方法です。

ふっくらとした目元にして、可愛い印象に変える効果が期待できます。

施術の効果やメリットだけでなく、ダウンタイムなどの注意点について把握したうえで施術を行いたいと考えている方もいるでしょう。

そこで本記事では、涙袋のヒアルロン酸のダウンタイムについて詳しく解説します。

ダウンタイムの症状・いつまで続くのか・症状を抑える方法・ヒアルロン酸注入の注意点などもご紹介するので、参考にしてください。

涙袋のヒアルロン酸注入にはダウンタイムがある

美容を気にかける女性

涙袋のヒアルロン酸注入にはダウンタイムがある点に注意が必要です。

ダウンタイムとは、施術後の肌が元の状態までに戻る期間のことです。涙袋のヒアルロン酸注入を行うと、主に次のような症状が現れることがあるといわれています。

  • 痛み
  • 腫れ・むくみ
  • 内出血
  • 異物感

施術終了後2~3日程腫れたり、2~3週間程度内出血したりするケースが多いです。

メスを使用する手術と比べるとダウンタイムは短いですが、3日~3週間程度のダウンタイムが必要と考えておきましょう。また、個人差がある点にも注意が必要です。

ダウンタイム中に現れる症状については、次章で詳しく解説します。

ヒアルロン酸注入のダウンタイム中に起こり得る症状

目が気になる女性

涙袋のヒアルロン酸注入のダウンタイム中に起こる可能性がある症状についても詳しくご紹介します。

ダウンタイム中の詳しい症状が把握できると、万が一これらの症状が現れた時に適切な対処ができるでしょう。

痛み

ダウンタイム中には涙袋に軽い痛みが出る場合があります。これは細い針を刺した影響です。

軽い痛みは一般的な症状ですから特に心配する必要はありません。あまり触らずにそっとしておくと2~3日で治まります。

しかし痛みが強い場合や気になる場合は医師に相談してください。

腫れ・むくみ

女性の目

ダウンタイム中に起こる可能性がある症状の1つが腫れです。

目の下は皮膚が非常に薄いため、腫れが起こりやすいとされている部位です。

しかし、個人差もあるためほとんど気にならない方もいれば、大きく腫れて気になる方もいます。

通常は1~2日程度で落ち着くことが多いですが、大きく腫れる場合には引くまで1週間程度かかることもあります。

また、むくみもダウンタイム中に現れやすい症状です。注入した直後は現れなくとも2~3日してヒアルロン酸が周囲の水分を吸収することで現れるケースがあります。

注入直後よりも涙袋が大きくふくらんでいる状態であれば、むくんでいると考えてよいでしょう。

内出血

涙袋へのヒアルロン酸施術後の内出血も現れやすい症状です。

こちらも起こるかどうかは個人差がありますが、注射針が血管に当たった際に生じます。

医師の技術力に関わる部分でもあり、経験の豊富な医師であれば内出血が起こる可能性は低いでしょう。

症状の度合いは個人差がありますが、多くの場合メイクで隠せる程度のものとなります。

異物感

涙袋にゴロゴロとした異物感が出る場合があります。注入したヒアルロン酸が定着すると治まりますので心配はいりません。

しかしゴロゴロして涙が止まらないなど、生活面で困るようであれば遠慮せずに医師に相談しましょう。

ダウンタイムの症状はいつまで続く?

注目を促す男性医師

ダウンタイムの症状はいつまで続くのか不安な方もいるでしょう。

特に目の周りは、見た目にも大きく関わるため、腫れなどが長期になると気になる方もいると思います。それぞれの症状のダウンタイムをご紹介します。

むくみは2~3日続く

むくみは通常2~3日で緩和され、気にならなくなります。むくんでいる期間に個人差はありますが、長くても2週間程度でしょう。

むくみが2週間たっても治まらない場合や不安を感じる場合は医師に相談してください。

内出血・腫れは2〜3週間程度続く

内出血や腫れは、先述したように注入後に現れる頻度の高い症状です。症状の程度は個人差がありますが、通常は2~3週間程度で治まります。

メイクで隠せる程度ではありますが、症状に不安を感じる方は医師に相談して適切な対処方法を聞くなどしましょう。

ダウンタイムの症状を抑える方法

顔をマッサージする

ダウンタイムに起こる可能性がある症状やそれぞれの回復に必要な期間を紹介しました。

しかし、そもそもこれらの症状を引き起こさないように緩和する方法はないのか気になっている方もいるでしょう。

緩和する方法はいくつかあり、普段の生活で防止につながる方法となりますのでしっかりと押さえておきましょう。

飲酒を控える

お酒

ダウンタイムの症状を抑える方法の1つが、飲酒を控えることです。

飲酒は、血流を良くする効果があるため腫れが出やすくなってしまいます。特に施術当日は各症状が出やすいため、飲酒をすると症状の悪化を招く可能性が高いです。

当日〜3日程は飲酒を控えるとよいでしょう。

3日程経過し症状が出なければ、少しずつ飲んでみることをおすすめします。

入浴・サウナを控える

入浴サウナを控えることも、ダウンタイムの症状を抑える方法です。

入浴やサウナも、血行を良くしてしまう原因に挙げられます。シャワーで軽く身体を流すのであれば問題はほとんどありませんが、長時間の入浴やサウナは控えましょう。

特に施術当日のサウナはおすすめできません。施術した部分が腫れたり、強い痛みが現れたりする場合があります。

激しい運動を控える

ウォーキング

激しい運動も、血行を良くしてしまうため控えるべき行動の1つです。

ランニングなどで普段から身体を鍛えている方も、施術当日は動かないようにしましょう。血流が促進されて腫れや内出血を悪化させる可能性があります。

ヒアルロン酸注入は体への負担が少ない施術ですが、それでもいくぶんは体に負担がかかります。

インフルエンザなどの予防接種の後は激しい運動を控えるのと同じように、激しい運動は避けて体をいたわってください。

ウォーキングなどの軽い運動は問題ありませんが、用心のため普段の半分程度にとどめることをおすすめします。

涙袋へのヒアルロン酸注入の注意点

男性医師

ヒアルロン酸注入の注意点は、ダウンタイムの症状や控えるべき行動のほかにもいくつかあります。

注意点を知らなければ、いざというときに慌てて正しい対処ができない可能性や、仕上がりが思っていたものと違うと感じて後悔をしてしまう可能性もあります。

そのようなことにならないためにも、ヒアルロン酸注入の注意点を正確に押さえておきましょう。

アレルギーが出る可能性がある

稀にアレルギー反応が出る可能性がある点には注意しておきましょう。

一般的に、ヒアルロン酸はアレルギー反応が少ないです。

過去の美容医療においては、コラーゲンが幅広く使われていましたが、アレルギーなどの問題からヒアルロン酸の使用へと移り変わっていきました。

ヒアルロン酸は、元々体内にある成分でもあるためアレルギーが出る可能性は低いです。

しかしながら、厳密には体内のヒアルロン酸と注入するものとでは成分が異なり、個人差もあるためごく稀にアレルギーが出てしまうことはあります。

アレルギーが出た際には、焦らずにまずは医師に相談しましょう。早めの適切な対処が、症状の早期改善につながります。

左右差が出る場合がある

注意点の1つとして、左右に差が出る場合がある点も挙げられます。

これは、もともと目が左右対称ではないこと・注入量が正確ではなかったこと・時間経過で吸収の度合いに差が生まれたことなどで起こる可能性があるといえるでしょう。

このような問題を引き起こさないためには、医師の経験なども大切なポイントに挙げられます。

できる限り左右対称になるように、バランスよく注入できる豊富な経験を持った医師に対応してもらえると、非対象となる可能性は下げられるでしょう。

注入した部分がデコボコになる場合がある

目の下が気になる女性

注入した部分がデコボコになる場合がある点にも注意が必要です。

デコボコになってしまう主な原因は、次のようなものが挙げられます。

  • ヒアルロン酸が馴染んでいない
  • 皮膚の浅い箇所への注入
  • 製剤の種類が適切でない

ヒアルロン酸は、注入してすぐに馴染むとは限りません。時間が経過することで徐々に馴染んでいくため、この場合はしばらくするとデコボコも滑らかな状態となるでしょう。

また、皮膚の浅い箇所へ注入した場合や、製剤の種類が適切でない場合にもデコボコとなる可能性があります。

ヒアルロン酸にもいくつか種類があり、やわらかいタイプから硬いタイプと幅広いです。一般的に涙袋に注入する際はやわらかいタイプが使われます。

しかし、硬いタイプが使われるなどでタイプが合わず、馴染みにくい種類の場合は滑らかな仕上がりにならないケースがあります。

これらが原因で、涙袋のヒアルロン酸注入がデコボコした見た目になることがあるため注意が必要です。

2~3日してデコボコの見た目が改善しない場合には、施術を行った医師に相談してみましょう。

場合によってはヒアルロン酸を分解する注射などもあるため、適切な対処を教えてもらいましょう。

まとめ

美しくなった女性

涙袋のヒアルロン酸注入は、目元の印象を変える効果が期待できるため、希望される方がいらっしゃいます。

しかし、目の周辺の皮膚は薄いことから、ダウンタイムの症状が発生する可能性があります。

ダウンタイムに現れやすい症状として、痛み・腫れ・むくみ・内出血・異物感などがありますが、注入から3週間以内に治まるケースがほとんどです。

この期間はメイクを工夫してカバーしましょう。手軽で安全性の高い施術といわれるヒアルロン酸注入ですが、稀にダウンタイムの症状が長期化するケースがあります。

異常を感じたり気になったりする場合は、施術した医師に相談しましょう。

またヒアルロン酸注入はアレルギー反応が起こりにくい施術ですが、ごく稀にアレルギー反応が起こる方もいます。

アレルギーと思われる症状が現れた場合は可及的速やかに施術したクリニックを受診してください。対応が早ければ早い程、症状が治まりやすく快癒するのも早くなります。

涙袋へのヒアルロン酸注入は、これらのダウンタイムやアレルギーなどのリスクを考慮したうえで、信頼できるクリニックを選びましょう。

施術でふっくらしてキレイな目元が手に入ります。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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