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おでこのシワにヒアルロン酸注射が効果的?シワの原因・ボトックス注射との違い・デメリットを解説

おでこのシワにヒアルロン酸注射が効果的?シワの原因やメリット・デメリットを解説

おでこは顔の中でもシワができやすい部位のひとつです。季節による乾燥や年齢により、おでこのシワが増えたり深くなったりして気になっている方も多いでしょう。

様々なおでこのシワ対策の中でも、ヒアルロン酸注射はすぐに効果が見える施術でおでこの若々しさや美しさを取り戻すことができることから、広く人気を集めています。

ヒアルロン酸注射を受けることでおでこのシワの改善やボリュームアップが可能で、女性らしさが引き立つ理想のおでこの形に整えることができるのです。

この記事では、ヒアルロン酸注射の効果・注意点・おでこのシワの原因など、シワのない美しいおでこを手に入れるために知っておきたいことを説明していきます。

おでこのシワにはヒアルロン酸注射が効果的?

おでこのシワにはヒアルロン酸注射が効果的?

おでこのシワが気になる場合、ヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射は手軽に施術することができ、シワが目立たなくなる効果もすぐに確認できます。

では、具体的にヒアルロン酸注射はおでこにどのように影響を及ぼすのでしょうか。

ヒアルロン酸注射を行う大きな利点は、シワを改善しながらおでこをボリュームアップして丸みを持たせることができる点です。詳しく説明していきましょう。

おでこをボリュームアップできる

ヒアルロン酸注射をすることで、おでこをボリュームアップして自然な丸みを出すことができます。

おでこに丸みがなく平坦だったりでこぼこしたりしていると、顔の輪郭が角ばってシャープな印象になり、男性らしいイメージを与えてしまいがちです。

また、おでこにボリュームが足りないためにこめかみに骨が浮き出ると、実年齢よりも老けて見える要因にもなります。

おでこをボリュームアップして丸みを持たせることで、柔らかく若々しい印象を与えることができます。ふっくらしたおでこは、より女性らしく可愛らしいイメージにもつながるでしょう。
おでこにボリュームがあると、化粧をする際にもファンデーションやパウダーが滑らかになり、美しい仕上がりを実現できます。

おでこのシワを改善し若々しく見せられる

おでこのシワを改善し若々しく見せられる

肌が若々しく見えるためには、ハリが必要です。ハリのあるおでこは周囲に健康的な印象を与え、表情豊かで親しみやすい雰囲気にもつながるでしょう。

おでこにシワがあると、ほうれい線などと同じく若々しさやハリのある印象が失われ、年齢よりも老けて見えてしまう可能性が高くなるのです。

おでこにヒアルロン酸注射を施術することでハリが肌の内部から出てシワが改善されます。これにより年齢によるシワが目立たなくなり、より若々しく見せることができます。

好みの形のおでこに仕上げられる

女性のおでこの形は丸くてふっくらしているのが良いとされていますが、理想のおでこの形は人それぞれです。ちょうど良いと感じられるおでこの丸みは様々です。

例えば、おでこが痩せているのが気になるためボリュームアップしたいけれど可愛らしい印象になりすぎないよう、シャープさを残したいと希望する人もいるでしょう。

前髪を作らずおでこを出す髪型にしている場合は、おでこがより綺麗に見えて可愛らしい印象を強調するために、できるだけふっくらした形に仕上げたいかもしれません。

おでこにヒアルロン酸注射を行うことで、おでこの形を調整してその人の顔がトータルで美しいと感じられるバランスのおでこのラインに仕上げることができます。

おでこの形は骨格の差により個人差もありますが、ヒアルロン酸の注入により自分好みのおでこに整えることもできるでしょう。

おでこにシワができる原因

おでこにシワができる原因

おでこのシワを改善するためには、おでこにシワができる原因についても知っておくと良いでしょう。

水分不足や乾燥がシワの大きな要因として知られていますが、そもそもおでこはシワができやすい構造をしており、表情の癖によってはおでこにシワが定着しやすくなります。

肌の水分不足や乾燥によるもの

おでこのシワの原因の主なものに、水分不足や乾燥があります。

おでこの表面の水分が不足すると、角質層が乾燥して角質間の溝が目立ち、シワになります。肌は健康な状態を保つために十分な水分を保つことで、ハリやうるおいが保たれるのです。

また、水分不足になることでコラーゲン・エラスチンなどの肌のうるおいを保つために必要な成分が減少して肌のハリが失われることもシワの原因となるでしょう。

乾燥もおでこのシワに悪影響を及ぼします。乾燥した肌はうるおいが損なわれ、紫外線などのダメージを受けやすくなります。

おでこはもともと皮脂の分泌が多いため乾燥しにくい部位ですが、加齢や洗いすぎなどで皮脂の分泌量が低下すると乾燥しやすくなります。

そのため、シワをできるだけ作らないためには肌の水分を保ち、乾燥を防ぐことが重要です。それでもカバーしきれずにシワができてしまったら、ヒアルロン酸注射での改善を検討すると良いでしょう。

おでこ周辺の構造によるもの

そもそも、おでこ周辺は構造的にシワができやすい部位といえます。
人間の顔の筋肉は顔の皮膚の直下にある筋肉群が連動的に動作しており、これにより様々な顔の表情を作ることができるのです。

おでこには前頭筋という顔の表情を作り出す筋肉があります。前頭筋は眉の上にあり、眉やまぶたを引き上げて表情を作って前頭部にシワを形成します。

前頭筋は使わないでいたり、加齢などの原因で衰えると額に横シワを伸ばす原因にもなるでしょう。

例えば驚きの表情では眉が上がって横シワができたり、悲しみの表情では左右の眉が互いに接近することでおでこにシワができたりします。

このようなおでこ周辺の構造によるシワのできやすさは、人それぞれの顔の筋肉の付き方によっても大きく異なるでしょう。

表情の癖によるもの

日頃からどのような表情を顔に出すかという、表情の癖によってシワができることがあります。

普段の日常会話や顔の表現で、表情豊かな人を見かけることがあるでしょう。おでこは眉やまぶたを動かして表情を変化させると一時的にシワができます。

おでこを頻繁に上げ下げする習慣があると、その動作がおでこのシワとして定着する可能性があるのです。

肌のツヤが保たれていれば、表情を作るための一時的なシワとなるだけで、すぐに元に戻ります。

しかしハリが不足している状態でおでこにシワを寄せ続ける癖があると、シワが戻りにくくなって定着しやすくなります。

そのため、おでこにシワが寄らないように表情を気にして日常生活を送ることも一つのシワ対策であるといえますが、それではその人が本来持つ表情の美しさを損なってしまうでしょう。

そこで、自分が作る表情を気にすることなく手軽におでこのシワを改善できる方法として、ヒアルロン酸注射は有効であるといえます。

ヒアルロン酸注射とボトックス注射の違い

ヒアルロン酸注射とボトックス注射の違い

ボトックス注射もシワ対策の施術として広く知られていますが、ヒアルロン酸注射とはシワを改善する仕組みが異なります。

ヒアルロン酸注射では、元々人間の体内にも存在しているヒアルロン酸を皮膚の下に注入し、水分を維持させて内側から肌を持ち上げることでシワを改善できるのです。

そのため、シワが気になる部位に直接ボリュームを与えることができます。

一方、ボトックス注射では、ボツリヌス神経毒の有効成分を用いて神経と筋肉間の伝達物質の放出を阻害し、筋肉の過剰な収縮や緊張を和らげることでシワを減らします。

ヒアルロン酸注射との違いは、物理的に形を整える材料を注入する方法ではなく、筋肉自体に働きかけるという点です。

おでこのシワにヒアルロン酸注射を行うメリット

おでこのシワにヒアルロン酸注射を行うメリット

ヒアルロン酸注射がおでこのシワの改善におすすめなのは、おでこを理想の形に整えやすいことだけが理由ではありません。

ヒアルロン酸注射の最大のメリットは、施術後すぐに効果が目に見えることです。自分のおでこのシワが改善されたことがすぐに確認できるのは嬉しいポイントでしょう。

また、施術跡がわかりにくいこと、治療が短時間で終わることもヒアルロン酸注射のメリットとして上げられます。それぞれ詳しく解説していきましょう。

手術後すぐに効果を実感しやすい

ヒアルロン酸注射は、皮膚の下にヒアルロン酸を直接注入して皮膚を持ち上げることでシワを浅くする施術です。

そのため、注入直後に明らかに大きな変化が出るため、手術後すぐに効果を実感しやすいというメリットがあります。

同様のシワ対策施術であるボトックス注射は、有効成分が効果を発揮するのに時間がかかるため数日経過しないと効果を確認することができません。

ボトックス注射と比べて、施術直後の変化が目に見えて分かるのは大きなメリットといえるでしょう。

施術跡がわかりにくい

施術跡がわかりにくい

ヒアルロン酸注射では施術に非常に細い注射針を使用するため、ごくわずかな針穴しか残らず跡が目立ちません

また、施術によってはヒアルロン酸の注入では薬液が横から出るように作られた特殊な管である、マイクロカニューレを使用して注入できる場合があります。

マイクロカニューレを使用した施術では1箇所だけ針を刺して皮下を沿わせて注入できるため、通常の針と違ってシワに合わせて何度も針を刺す必要がなく、針穴が少なくて済みます。

治療が短時間で終わる

ヒアルロン酸注射は手術を伴わない施術で、もちろん全身麻酔のような大がかりな処置も全く不要のため、治療は非常に短時間で終わります

カウンセリングをしっかり受けたら注射する箇所に麻酔をかけて、患者の希望に沿ってヒアルロン酸を注射して施術は終了です。

おでこのシワにヒアルロン酸注射を行うデメリット

おでこのシワにヒアルロン酸注射を行うデメリット

ヒアルロン酸注射はおでこのシワを手軽に改善できますが、いくつかのデメリットもあります

手軽であるがゆえに、ヒアルロン酸注射の行いすぎは顔の形を変えてしまう可能性があり、施術によってはヒアルロン酸が塊で挿入されて凸凹ができる場合があります。

そしてもっとも気を付けたいのが、ヒアルロン酸の効果は一定期間である点でしょう。
それぞれについて詳しく解説していきます。

注入しすぎると顔の形が変わる恐れあり

ヒアルロン酸注射は手軽におでこのシワを改善し、形を思うように整えることができます。
ですが、手軽であるがゆえにヒアルロン酸注射に対する心理的なハードルが下がり、ヒアルロン酸を注入しすぎてしまう恐れもあります。

ヒアルロン酸を注入しすぎると顔の形が変わってしまい、不自然な顔になってしまうことがあるのです。

これは、ヒアルロン酸の注入量や注入時のデザインが適切でないために起こってしまうもので、それを繰り返すことによって患者が思い描いていた顔の形と異なってしまうため発生します。

そのため、医師と十分打ち合わせをして客観的な意見も取り入れながら、過剰なヒアルロン酸の注入を避けて適切なバランスを保った施術を行うことが重要です。

塊で挿入すると凸凹ができる可能性あり

塊で挿入すると凸凹ができる可能性あり

ヒアルロン酸注射を注入する施術には、医師の十分な技術力が必要です。

注入する量が適切でない・均一でない・皮膚の浅い層に注入するなどの施術が行われると、ヒアルロン酸が塊で挿入されることがあり、おでこに凸凹ができてしまう可能性があります。

そのため、信頼できる医師をよく見極めて施術を依頼し、事前のカウンセリングも十分に行ってもらうことが重要です。

吸収されやすいため持続時間が短い

ヒアルロン酸は元々人間の体内に存在する成分です。皮膚・関節・目など、体の中の様々な部分で、乾燥を防いだり動きを滑らかにしたりする役割を担っています。

そのためヒアルロン酸注射を行っておでこを理想の形に整えても、ヒアルロン酸が次第に体内に吸収されて元に戻っていきます。

ヒアルロン酸注入の効果は、通常2~3か月程度から、長くても1年程度です。そのため、おでこのハリを維持するにはその都度ヒアルロン酸の注入が必要でしょう。

ヒアルロン酸の種類によって費用が違う

ヒアルロン酸注射では、シワの状態(細かい・深い・浅い)や注入する部位に合わせた多く種類のヒアルロン酸が使われ、費用もそれぞれに異なります。

使用するヒアルロン酸の種類は施術を受ける医療機関によっても様々です。

代表的な費用としては「Juvederm Vista」が1.0ccで88,000円(税込)程度・「ニューラミス・リプレンジェン」が1.0ccで55,000円(税込)程度となっています。

使用する量も治療の内容により異なるので担当医師と相談が必要です。施術後、通常2~3日ほどで馴染みます。

どの種類のヒアルロン酸を使用するのか、費用はどれくらいかかるのかを、施術メニューや事前のカウンセリングでしっかりと確認することをおすすめします。

おでこのシワの治療は自由診療になるの?

おでこのシワの治療は自由診療になるの?

おでこのシワの治療は、一般的に保険診療として扱われない自由診療となります。公的な保険が適用されず、治療にかかる費用は患者さん本人が全て負担することになるのです。

自由診療において大切なことは、経験豊富で信頼できる医師を選び、患者さん本人が納得できる費用で治療を受けることです。

特にヒアルロン酸注射は効果期間に限りがあり繰り返し施術を受けることが多いため、長い目で見て費用を考えておく必要があるでしょう。

まとめ

まとめ

おでこのシワを改善して理想のおでこにするために、ヒアルロン酸注射は非常に手軽で効果の高い方法です。

自分の希望するおでこの形を追求できて、施術後もすぐに効果を感じることができます。

しかし、ヒアルロン酸は体に吸収されて一定期間で効果がなくなってしまうため、維持するには継続的な施術が必要です。

おでこのシワは自由診療のため保険が適用されず、費用は全て自分で負担することになるため、ヒアルロン酸注射を始めるときは2回目以降の費用もあらかじめ考えておく必要があります。

信頼できる医師によく相談して範囲や費用について十分なカウンセリングを受け、納得した上で施術してもらうことで、理想のおでこを手に入れましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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