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涙袋を大きくする方法とは?自分でできる眼輪筋のトレーニングやヒアルロン酸注入などについて解説!

涙袋を大きくする方法とは?自分でできる眼輪筋のトレーニングやヒアルロン酸注入などについて解説!

大きくてぷっくりとした涙袋に憧れる方も多いのではないでしょうか。涙袋を大きく目立たせるためには、自分でできるトレーニングやメイクをはじめ、ヒアルロン酸注入などの美容整形手術も選択できます。涙袋とは何かを理解した上で、涙袋を大きくするためのトレーニング方法や、ヒアルロン酸注入などの美容整形手術についてご紹介します。自分に合った方法で、大きくてぷっくりした涙袋を手に入れましょう。

涙袋とは何か

そもそも、涙袋とは何なのでしょうか。涙袋の役割や、小さくなってしまう理由について紹介します。

涙袋を目立たせると、どのような効果を期待できますか?
目の下にある眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が発達することで作られる膨らみが、通称「涙袋」と呼ばれています。涙袋の中には筋肉だけでなくホルモンも入っているといわれていて、「ホルモンタンク」と呼ばれる場合もあります。涙袋が目立つと、目が大きく見えたり可愛らしく見えるということで、涙袋を大きくして目立たせたいと考える方も多くいます。涙袋を大きくすることで、顔の印象が柔らかくなるとも期待されます。
涙袋にはどんな役割がありますか?
涙袋を囲んでいる筋肉である眼輪筋を発達させれば、涙袋が目立つようになります。筋肉が発達して盛り上がることで、下の瞼(まぶた)がぷくっと膨らんだような状態にできます。一方で、この眼輪筋が衰えると瞼のたるみ、くぼみ、目の下にクマができやすくなり、老けて見えてしまいます。また、瞬きが不完全になることで涙が行き渡らず、目の乾きにも繋がります。
最近、涙袋が小さくなってきた気がするのですが原因について教えてください。
涙袋が小さくなるのは、歳を重ねるにつれて眼輪筋が緩んでしぼんでしまうことが原因です。涙袋は筋肉の発達によるものですので、加齢によって眼輪筋が細くなると当然涙袋の膨らみも小さくなってしまいます。また、細くなった眼輪筋の分の皮膚がそのまま緩んでしまい、目元のしわやたるみの原因にもなります。

涙袋を大きくするための方法

涙袋を大きくするための方法 涙袋を大きくするためには、どのような方法があるのでしょうか。手軽に自分でできる方法から美容整形手術まで、それぞれの概要をご紹介します。

涙袋を大きく目立つようにするには、どのような方法がありますか?
涙袋を大きく目立たせるためには、トレーニング、ヒアルロン酸注射、経結膜脱脂手術などがあります。 トレーニングは、涙袋を構成する眼輪筋を鍛えるものです。意識的に眼輪筋を動かすことで、涙袋を目立たせることができます。ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸製剤を目元に注入して涙袋を形成する美容整形手術です。短時間かつ安価な費用でできるため、手軽にできる「プチ整形」としても人気があります。経結膜脱脂手術は眼窩脂肪(がんかしぼう)を取り除き皮膚のたるみやクマなどを改善する手術で、これによって結果として涙袋が目立つようになる場合があります。
すぐに涙袋を大きくすることはできませんか?
すぐに涙袋を大きくしたい場合は、メイクで目立たせることが可能です。メイクでは実際に涙袋の膨らみを作るのではなく、まつげの近くをハイライトで明るくし、そこから数mm離れた箇所にシャドーを入れることで、目元に立体的な陰影をつけて涙袋があるように見せる手法です。近年では涙袋を目立たせるためのアイライナーやテープなど、涙袋専用のメイク道具も販売されています。

眼輪筋を鍛えて涙袋を大きくする

涙袋は眼輪筋の発達によって作られるものと、説明しました。つまり、眼輪筋を鍛えることで涙袋を大きくする効果が期待できます。涙袋を大きくするためのトレーニングについて知っていきましょう。

眼輪筋トレーニングの方法について教えてください。
眼輪筋トレーニングとは、涙袋を構成する眼輪筋を発達させるための筋トレです。トレーニング方法としては、下瞼を上げるようなイメージで行う「目を細めるトレーニング」、指を使って下瞼を持ち上げる「ピーストレーニング」、頬や口元に力が入らないよう、目の周りの筋肉だけを動かすように意識してウインクする「ウインクトレーニング」がおすすめです。手軽にできるトレーニングなので、家事やリラックスタイムの合間にやってみてはいかがでしょうか。
眼輪筋トレーニングのメリットはなんですか?
眼輪筋を鍛えることで涙袋を目立たせるだけでなく、瞼のたるみ、くぼみ、目の下のクマが改善され、アンチエイジングにも繋がると考えられています。
眼輪筋トレーニングのデメリットやリスクについて教えてください。
目の周りは顔の中でも皮膚がとても薄い部分のため、鍛えすぎると目尻にしわが目立ってしまう可能性があります。また、たるみやほうれい線の悪化であったり、定着してしまう恐れもあります。さらに過度なトレーニングが刺激したくない筋肉までを筋肥大し、顔の四角化が起きてしまうことがあります。

ヒアルロン酸を注入して涙袋を大きくする

ヒアルロン酸を注入して涙袋を大きくする ノーメイク状態でも涙袋が欲しいという場合には、ヒアルロン酸注入が有効です。プチ整形としても人気が高い施術であるヒアルロン酸注入についてご紹介します。

ヒアルロン酸注入とはどんなものですか?
涙袋を大きくするためのヒアルロン酸注入とは、ヒアルロン酸製剤を目の下に注射して膨らみを作り、涙袋を形成する方法です。手軽に行える美容整形術の一つであり、「プチ整形」としても人気があります。 ヒアルロン酸は元々肌にある物質であり、ヒアルロン酸注射はそんなヒアルロン酸を注入剤とした製剤です。なお、製剤の種類はたくさんあり、それぞれ硬さや特徴が異なります。
ヒアルロン酸注入のメリットについて教えてください。
メイクによって涙袋を作ることはできますが、毎日涙袋を描くのは手間ですし、ノーメイクの時でも涙袋が欲しいと思う人も多くいます。ヒアルロン酸注射をすれば、涙袋用のメイクをせずとも自然な涙袋ができるのです。 また、ヒアルロン酸注入は比較的安全性が高い施術であり、施術時間は数分程度です。施術直後にメイクも可能。手軽にできる点は、ヒアルロン酸注射の大きなメリットです。
ヒアルロン酸注入のデメリットやリスクについて教えてください。
ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収される性質を持っているため、次第に小さくなっていってしまうデメリットがあります。平均的な持続時間は半年〜1年半程度であり、吸収により涙袋が小さくなった際には再度注入する必要があります。 また、内出血や腫れなどのリスク、思っていた仕上がりと異なる場合があるといった点も、ヒアルロン酸注射のデメリットとして挙げられます。

経結膜脱脂手術を受けて涙袋を大きくする

ヒアルロン酸注入以外の代表的な美容整形手術としては、経結膜脱脂手術があります。経結膜脱脂手術とはどのような手術なのか。メリットとデメリットを解説します。

経結膜脱脂手術とはどんなものですか?
経結膜脱脂手術は、下瞼の裏側からアプローチして目の下にある眼窩脂肪を取り除く手術です。眼窩脂肪が目の下の膨らみを作って涙袋が隠れていた場合、手術によって目の下の膨らみを減らして、結果的に涙袋が出てくることがあります。 場合によっては、経結膜脱脂手術のあとにヒアルロン酸注入を行うこともあります。
経結膜脱脂手術のメリットについて教えてください。
眼窩脂肪を取り除くことで、皮膚のたるみやクマなどが改善されます。 そのほか、手術は必要に応じて止血を行っているため、内出血を最小限に抑えられることもメリットに挙げられます。
経結膜脱脂手術のデメリットやリスクについて教えてください。
眼窩脂肪を取り除くと、もともと脂肪が収まっていた部分の皮膚が余るため、人によってはたるみやしわが悪化することがあります。クリニックによっては余った皮膚の除去治療を行ってくれるところもありますので、事前に確認しておくといいでしょう。 また、経結膜脱脂手術は料金が高額になる点、医師の技量によって仕上がりも差が生じます。カウンセリングの際には、施術内容や料金、医師の実績などについてよく確認しておくことをおすすめします。

編集部まとめ

涙袋は可愛らしい印象を与えたり、目を大きく見せたりできるため、女性を中心に大きく目立たせたいと思う方が多いパーツです。涙袋は眼輪筋の一部なので、眼輪筋トレーニングを継続することで、目立たせることができます。一方で手っ取り早い方法として、メイクで涙袋を描くほか、ヒアルロン酸注入や経結膜脱脂手術などがあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、涙袋の形成を検討している場合は、自分に合ったやり方を選ぶようにしましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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