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デカ目整形の失敗事例|目の整形の種類や失敗の原因、対処法を解説

デカ目 整形 失敗

デカ目整形で理想の目元を叶えたい方には、具体的に目の整形にはどのような種類があるのか、失敗する可能性はあるのか気になる方も多いのではないでしょか。

なかには、正しい技術力をもった医師に執刀してもらっても理想の目元にならず「失敗した」と感じることもあります。

そこで、目の整形を防ぐために、具体的な失敗事例・対処法・クリニックの選び方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目の整形の種類は?

二重の目

目の整形の種類は、二重を作る方法・目を大きくする方法・目の形を整える方法などさまざまです。 二重を作るだけではなく、タレ目・つり目に悩んでいる方・目の開きにくさに悩んでいる方も整形で解消することができます。

さらに、糸で留める埋没法・半永久的な効果が期待できる切開法・脂肪を除去する方法など施術方法もさまざまです。 施術の特徴を詳しく理解して、どの施術が自身に合っているか参考にしてみてください。

二重術

二重術は、一重や奥二重のまぶたを二重にする整形術です。

糸を使って二重の線を作る埋没法とまぶたの皮膚を切開して二重の線を作る切開法があります。

埋没法は、二重になることもあるが安定しない方やメスを使いたくない方におすすめの施術方法で切開法より体への負担が少ないことが特徴です。

しかし、まぶたの皮膚が厚い方は埋没法では二重の線が元に戻ってしまう場合もあるため、切開法が向いています。

さらに、半永久的な効果を求める方やより幅の広い二重を望む方も切開方がおすすめです。

目頭切開

目頭切開は、蒙古襞という目頭に覆い被さっている皮膚を切開して目を大きく見せる施術です。

日本人の80%以上の人に蒙古襞があり、この蒙古襞があると目が小さく見えたり二重の幅が狭くなったりします。

また、蒙古襞あると平行型二重を作ることが難しいため、二重術と組み合わせて行うことで蒙古襞ある方でも幅の広い二重を作ることが可能です。

さらに、目頭を切開して目を大きくするため目と目の間隔が離れている方もお悩みを解消することができます。

目尻切開

目尻切開は、目尻を切開して目を大きくする施術です。

白目部分の見える範囲が大きくなることで目を大きく見せることができ、また目の横幅が広がることで切長の目元を叶えることもできます。

さらに、目尻の下側の皮膚を切開するため、つり目の解消も可能です。

たれ目形成

たれ目形成はグラマラスライン形成とも呼ばれ、下まぶたの外側を斜め下方向に引き下げることで目を大きく見せる施術です。

上まぶた側を大きく見せる目尻切開法に対して下まぶた側を広げるため、より優しい目元を作ることができます。

可愛らしいたれ目に憧れる方・キツイ印象のつり目を改善したい方におすすめの施術です。

眼瞼下垂術

眼瞼下垂とは、上まぶたを上げる筋肉や腱が弱いことでまぶたが下がり目が開きにくくなる病気です。

眠そうに見えるという見た目の特徴だけではなく、上まぶたが瞳に覆い被さることで視界が狭くなることもあります。

さらに、眼精疲労・肩こり・頭痛につながることもあり、眼科で行われる手術は主に保険適用です。

生まれつきまぶたを引き上げる筋肉が弱い先天的な場合と、加齢・コンタクトレンズの長時間使用などで筋肉・腱が弱まると発症する場合が後天的な場合があります。

また、筋肉や腱には問題がなく、まぶたの皮膚のたるみなどで目がへこんで見える場合は偽眼瞼下垂です。

眼瞼下垂は、下がった皮膚・弱った筋肉を手術して治療します。

涙袋形成

目を指す女性

涙袋は、笑ったときに強調される目の下のふくらみのことで、目が大きく見えたり優しい印象を与えたりする目のパーツです。

涙袋形成は下まぶたのまつ毛に沿ってヒアルロン酸を注入し、涙袋のふくらみを作ります。

加齢によって目の周辺の筋肉が衰えると涙袋がたるんで目立たなくなることがありますが、この場合も涙袋形成で若々しい目元を取り戻すことができます。

デカ目整形の失敗事例

目を鏡でチェックする女性

一重を二重にする二重術から、目尻・目頭を切開して目の横幅を広げる施術、そして涙袋にヒアルロン酸を注入する方法など、目を大きくする整形方法はさまざまです。

しかし、自身に合っていない方法を選んでしまうと失敗することもあります。

デカ目整形で実際にどのような失敗事例があるのか紹介しますので、参考にしてください。

二重幅に左右差が出てしまった

二重術で左右の目の二重幅に差が出てしまう失敗事例があります。

これは、もともとの目の左右差がある場合と医師の技術力不足の場合の二つの原因が考えられます。

例えば、次のような目の左右差がある場合は、二重幅に左右差が出やすいです。

  • 目の開き方
  • 蒙古襞の強さ
  • 目の上のくぼみ

これらの場合、目を閉じたときに同じ二重幅にデザインしても、実際に目を開いたときに左右差が出てしまいます。

目が開きにくい眼瞼下垂の症状がある場合は、二重術だけで改善することが難しいため眼瞼下垂の施術も組みわせましょう。

また、二重幅に大きく影響する蒙古襞(目頭にある皮膚)に左右差がある場合は、目頭切開で蒙古襞を整えてから二重術をすると失敗を防ぐことができます。

さらに、目の上にくぼみがあるとその左右差によって、左右同じ二重幅にはなりません。

目のくぼみ具合によって、二重幅を修正することで左右差を整えられますが、ヒアルロン酸注入・眼瞼下垂の施術などをしてから二重術をすることがおすすめです。

そして、もともとの目の左右差がなくても、医師のシミュレーション・デザインがうまくできていないと二重幅に左右差が出る場合もあります。

施術前の時点で左右同じ幅で二重のデザインができているか、目を開いたときに二重幅に左右差がないかしっかり確認して失敗を防ぎましょう。

二重幅に左右差が出てしまった場合は、再度施術を受けて二重幅を修正することが可能です。

二重の幅が太すぎた

二重の幅が太すぎることで、ハム目と呼ばれる腫れぼったい二重になってしまうことがあります。

基本的に目の皮膚は眉毛側にいくほど分厚くなるため、二重幅を広くしすぎると二重の線からまつげまでの皮膚がぷっくりと腫れぼったくなってしまいます。

よりはっきりとした二重を作るために二重幅を太くしたいと考える方もいますが、太ければ太いほどよいわけではありません。

実際の目の開き方や皮膚の状態に合わせて、黒目がより見える二重幅でデザインすることがおすすめです。

元に戻ってしまった

アイプチする女性

糸で留めて二重を作る埋没法は、糸がゆるんでしまったり切れてしまったりすることで元に戻ってしまう可能性があります。

特に、次の場合は埋没法では元に戻ってしまう可能性が高いため、切開法を検討してみましょう。

  • まぶたの皮膚が厚い
  • まぶたの脂肪が多い

自身のまぶたの状態・後戻りの可能性をよく理解しておくことが大切です。

思うような目にならなかった

理想の二重のイメージがあっても、目の特徴・蒙古襞・脂肪の量などによって二重術だけでは思うような目にならない場合もあります。

施術の前に二重の線の位置・形や二重の幅について説明を受けて、どこまで理想に近づけることができるかしっかり確認しましょう。

自身のまぶたの状態を理解し、二重術・眼瞼下垂・目頭切開・脂肪除去などのどの施術で理想の目を作ることができるのか、医師とよく相談してください。

涙袋形成を行ったが変化がなかった

目の下のくま・たるみが大きい場合は、涙袋形成を行っても変化がないことがあります。

下まぶたが脂肪によって膨らんでいることで、涙袋との境界線があいまいになり、いくらヒアルロン酸注入を行っても涙袋がはっきりしません。

この場合は、目の下のクマ・たるみ取りの治療を優先しましょう。 もともと涙袋がしっかりある方は、下まぶたのふくらみを取るだけで埋まっていた涙袋がはっきりする場合もあります。

下まぶたのふくらみを取っても涙袋がはっきり出ない方は、もともとの涙袋が小さいのでヒアルロン酸などの注入治療を行いましょう。

目の整形が失敗する原因は?

目を指す女性

目の整形が失敗する原因は、医師と患者さんとの認識の違いによるものが多いと考えられます。

整形で失敗しないためには、施術前のカウンセリングで希望に沿った仕上がりになるのか、医師にしっかり確認することが大切です。

目の状態・骨格・体質などによっては、理想の仕上がりにならないことを理解しておきましょう。

逆に、詳しい説明がなく「どのような施術でも可能」としているクリニックには注意が必要です。

自身が理想としているイメージを明確に医師に伝え、仕上がりのイメージ・施術のリスク・アフターケアまでの説明を受け、認識をすり合わせてから施術を受けましょう。

また、前提として医師の技術力の高さ・使用している医療機器の安全性が確かではないと術後にトラブルが起こるので注意してください。

目の整形の失敗の対処法は?

✕の札をもつ女医

目の整形で失敗したと感じたときは、施術を担当した医師に相談しましょう。

特に施術前に聞いた内容と大きく違う場合には、不安が解消できるまで説明を受けることが大切です。

そして、その失敗が許容範囲か判断をして、必要があれば再手術を検討しましょう。

そのため、事前に再手術が可能か、保証制度があるかなどについても確認しておくことが大切なポイントです。

失敗が怖いなら切らない施術を選ぶのがおすすめ

OKサインをする女性

美容整形での失敗が怖い場合は、まずは切らない施術を選んでみましょう。

切開をともなう施術は、余分な皮膚や組織を取り除くことがあるため、修正が難しくなります。

一方で切開をしない埋没法や注入治療は切開法よりも修正が簡単なため、まずは切らない施術で整形後の目元を確認することがおすすめです。

例えば二重術の場合、埋没法を試してみて二重幅の理想を見つけてから切開法で後戻りしない二重を手に入れることも一つの方法ではないでしょうか。

また、切開法よりも抑えた価格なため、初めての整形でもチャレンジしやすいことも特徴の一つです。

失敗しないためのクリニックの選び方は?

医師

美容整形に失敗しないためのクリニックの選び方のポイントは次のとおりです。

  • カウンセリングがしっかりしているか
  • ほかのクリニックに対して価格が低すぎないか

カウンセリングが煩雑だと自身の希望がしっかり伝わらず仕上がりのイメージに満足できない場合があります。

また、安いからという理由でクリニックを選んでしまうと、安全な施術が行われず術後にトラブルが起こる可能性も高くなるでしょう。それぞれ詳しく紹介します。

しっかりとカウンセリングを行ってくれるかどうか

カウンセリング

まずは、手術前のカウンセリングでしっかり医師と話し合うことが大切です。

カウンセリングがしっかりしていないと、理想の目元・仕上がりのイメージなどに医師と患者さんでズレが生じてしまいます。

どのような目元にしたいのか、そのためにはどの施術が必要なのか、どこまで理想に近づけられるか細かく聞いておきましょう。

例えば、二重術を希望していても理想の二重を作るためにはほかの施術を組みわせなくてはいけない場合もあります。 また、目元の状態によっては埋没法よりも切開法が向いている場合もあるでしょう。

これらについて、カウンセリングでしっかり伝えてくれるクリニックだと、医師とのイメージのズレがなくなり失敗を防ぐことができます。

また、施術内容・リスク・不明点についても詳しく説明を受けることも大切です。

カウンセリング時間が短く、また不明点についても適切に説明できないクリニックには注意してください。

カウンセリングで不安を払拭し、納得したうえで施術を受けられるクリニックを選びましょう。

ほかのクリニックと価格を比較する

ほかのクリニックに比べて、明らかに価格が低い場合は注意が必要です。

美容医療は基本的に自由診療のため、クリニックによって料金は大きく異なります。

そのため、複数のクリニックでカウンセリングを受け、見積書を入手して検討することがおすすめです。

なかには、低品質な医療機器・材料を使用して価格を低く設定しているクリニックや、オプション・ほかの施術を強引にすすめてくるクリニックも存在します。

ほかのクリニックと比較して、安すぎるクリニックには何らかの理由があると考えてもよいでしょう。

悪質な場合、当日の決定・施術をすすめてくる場合もありますが、一つのクリニックのみで決めることはおすすめしません。

適正な価格設定がされているか、医師の施術件数・使用している医療機器などと照らし合わせて複数のクリニックを比較してみてください。

まとめ

笑顔の女性

この記事では、デカ目形成の失敗事例・原因・対処法について紹介しました。

目の整形は、埋没法・ヒアルロン酸注入などのメスを使わずにできる手軽な施術から、切開法で半永久的な効果を出す施術までさまざまです。

まぶたの皮膚の状態・顔のバランスを考慮して施術を選択しないと、理想のイメージとのギャップができ失敗してしまいます。

また、希望する施術だけでは理想を叶えることができない場合もあるため、信頼できる医師の見解をよく聞くことが大切です。

目の整形で失敗しないために、しっかりカウンセリングを行っているか、また安すぎる価格設定をしていないかなどでクリニックを選びましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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