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目にくぼみができるのはなぜ?原因や対処法などについて徹底解説!

目 くぼみ

目の周りにくぼみができることについて悩んでいませんか?目のくぼみは、さまざまな原因により引き起こされ、老化現象や生活習慣、健康状態の影響を受けることもあります。 本記事では目のくぼみについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 目がくぼむ原因
  • 目のくぼみを改善する方法
  • 目のくぼみを予防する方法

目のくぼみについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

目のくぼみの原因

目のくぼみの原因

まぶたの脂肪が減少すると、目にくぼみができますか?
まぶたの脂肪が減少することで、目のくぼみが発生することがあります。
人のまぶた周りには、眼球を包むように配置された眼窩脂肪と呼ばれる特別な脂肪が存在し、この脂肪は眼球を保護するクッションとしての役割を果たしています。
上まぶたには2つ、下まぶたには3つのブロックに分かれて脂肪が配分されており、これらは眼球の衝撃から守るだけでなく、目元のふっくらとした外見を維持する上でも重要です。
しかし、加齢と共にこの眼窩脂肪が自然に減少し始めると、目元の骨格が以前よりも目立つようになり、結果として目のくぼみが顕著になってしまいます。脂肪の減少により、かつては脂肪や筋肉で支えられていた目の周囲の形状が変わり、よりくぼんだ印象を与えるようになるのです。
眼輪筋が衰えると、目にくぼみができますか?
眼輪筋が衰えると、目にくぼみが発生することがあります。眼輪筋は、眼球の周りを囲むドーナツ形の筋肉で、まぶたの動きや涙の分布に重要な役割を果たしています。
この筋肉の衰えは、加齢や眼精疲労など、さまざまな原因で起こり得ます。 加齢によって眼輪筋が弱まると、目元の皮膚や組織が支えられにくくなり、結果として目のくぼみやたるみ、しわなどが目立つようになります。
また、長時間の画面の見過ぎは眼精疲労を引き起こし、これが眼輪筋の凝り固まりにつながり、血流の悪化と共に目のくぼみの原因となります。
若い人でも、瞬きの回数が減少することで眼球周りの血流量が減り、眼輪筋を含む目を支える筋肉群の衰弱を招きます。眼球を取り巻く筋肉が衰えると、重力の影響で眼球がやや下がり、これが目のくぼみを引き起こす一因になります。
パソコンやスマートフォンを長時間使用すると、目にくぼみができますか?
パソコンやスマートフォンを長時間使用することで、目にくぼみが生じる可能性があります。この現象は、画面を見続ける際に瞬きの回数が減少し、眼輪筋が十分に使われない状態になることが原因で起こります。
眼輪筋はまぶたを動かすための筋肉で、その活動が低下すると血流が悪くなり、筋肉が固まりやすくなります。これにより、目元のたるみやくぼみが引き起こされるのです。
また、パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトは眼精疲労の一因となり、眼輪筋の萎縮を促進します。眼輪筋の萎縮はまぶたの脂肪を適切に支えられなくなり、結果的に目のくぼみにつながります。

目のくぼみの改善方法

目のくぼみの改善方法

まぶたのトレーニングをすることは、目のくぼみの改善につながりますか?
まぶたのトレーニングで眼輪筋を含むまぶたの筋肉を意識的に鍛えることで、目元のたるみやくぼみの改善を期待できます。まぶたのトレーニングには、下まぶたに力を入れて目を細める動作や、目尻と目頭に指を当てて目線を上にし、下まぶたを強く細める動作などがあります。
眼輪筋を直接的に刺激し、血流を促進させることで、目の周囲の筋肉を活性化させます。 コアフェイストレーニングやフェイスヨガのような表情筋トレーニングも、目元の筋肉を鍛え、血行を改善するのに役立ちます。
正しい姿勢で行うことで、表情筋全体のバランスを整え、目の下のたるみやくぼみの予防と改善が期待されています。
ただし、目元の皮膚はデリケートなため、トレーニングは適切な強度で行うことが重要です。
目元のマッサージをすることは、目のくぼみの改善につながりますか?
目元のマッサージを行うことは、目のくぼみの改善につながります。定期的な目元マッサージは、目の周囲の血流を改善し筋肉の緊張の解放が期待できます。 マッサージは、眉毛の下やこめかみ、下まぶたなどを優しく押す動作からなり、眼輪筋を含む目元の筋肉がリラックスし、凝りがほぐれます。
また、ホットマスクや蒸しタオルを用いることで温熱が加わり、さらに血流を促進します。目元のツボ押しも、目のくぼみの改善方法の一つです。「承泣」「球後」「太陽」といったツボを刺激することで、目元の血行が促進されます。
ただし、間違ったマッサージは逆効果となる場合もありますので、マッサージを行う際は優しく、適切な力加減を心掛けることが重要です。
アイクリームを使うことは、目のくぼみの改善につながりますか?
目元の皮膚は他の部分よりデリケートで、皮脂腺が少なく、角質層も薄いため、外部からの刺激に弱く乾燥しやすい部分です。この乾燥は、目のくぼみを含む肌トラブルの原因になり得ます。
アイクリームは、このような目元の特性に合わせて開発されており、保湿成分が豊富に含まれています。 アイクリームにはクリームタイプやジェルタイプなどのテクスチャーがあります。
自分の肌質や好みに合わせて選びましょう。
また、紫外線が目元の乾燥やくぼみの原因になることもあるため、紫外線保護成分が含まれたアイクリームを選ぶのも良い選択と言えるでしょう。 定期的に適切なアイクリームを使用することで、目元の乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を強化します。
目のくぼみ改善が期待できる、美容整形手術について教えてください
目のくぼみを改善するための美容整形手術には、ヒアルロン酸注射、マイクロCRF、眼瞼下垂手術が主に推奨されます。
ヒアルロン酸注射: ヒアルロン酸を目のくぼみに直接注入することで、即時にボリュームを補い、くぼみを改善します。ダウンタイムがほとんどなく、結果がすぐに現れる点です。持続期間は一般的に半年から1年程度で、定期的な注入が必要になります。
マイクロCRF: 自身の脂肪を使用して目のくぼみを埋める方法です。採取した脂肪を特殊な遠心分離器で処理し、より純度の高い脂肪を目元に注入します。自己組織を使用するため、アレルギー反応のリスクが低く、自然な仕上がりが期待できます。また、ヒアルロン酸注射に比べて持続期間が長いのも大きな利点です。
眼瞼下垂手術: 上まぶたが正常な位置よりも下がってしまう眼瞼下垂状態を改善するための手術です。まぶたを持ち上げる筋肉を短縮し、瞼板に固定することで、目をしっかりと開けられるようにします。結果として、目のくぼみが改善され、よりはっきりとした二重ラインが得られることもあります。
これらの美容整形手術は、患者さんの目の状態や希望に応じて選択されます。

目のくぼみの予防方法

目のくぼみの予防方法

紫外線対策は、目のくぼみを予防するのに重要ですか?
紫外線対策は、目のくぼみや肌の老化を予防するために欠かせません。特に目元は皮膚が薄くデリケートなため、紫外線から保護することが重要です。
紫外線対策としては、高いSPFとPA値を持つ日焼け止めの使用が推奨されます。また、日傘や帽子、長袖の衣類を着用することで物理的に紫外線を遮断することもよいとされています。
日焼け止めは時間が経つと効果が低下するため、特に外出時や紫外線の強い季節には定期的な塗り直しが必要です。
パソコンやスマートフォンを長時間使用しないようにすることは、目のくぼみ予防に大切ですか?
パソコンやスマートフォンの長時間使用を避け、適切な目のケアを心がけることは、目のくぼみを含む目元の問題を予防するために大切です。そのため、パソコンやスマートフォンの使用を適度に制限し、定期的に目を休ませる時間を設けることが推奨されます。
具体的には、まばたきを意識的に行う、ディスプレイと目の間に適切な距離を保つ、適正な姿勢を保持するなどの対策がよいとされています。
また、1時間ごとに約10分間は目を休めることで、目の筋肉をリラックスさせ、目のくぼみやその他の眼精疲労関連の症状の予防に繋がります。
目のくぼみを予防するためには、アイメイクをやりすぎない方がよいですか?
目のくぼみを予防するためには、アイメイクをやりすぎないことが推奨されます。特に、まつげエクステやつけまつげのような重いアイテムは、薄くデリケートなまぶたに負担をかけ、皮膚を伸ばしてしまうリスクがあります。
また、アイプチやテープを用いた二重メイクも同様に、まぶたへの負担が大きく、長期間にわたる使用は皮膚の伸びやダメージを引き起こす可能性があります。
アイメイクはナチュラルに保ち、まぶたの皮膚を守るためにも、スキンケア商品の選択に気をつけたり、メイクのやりすぎに注意しましょう。
目のくぼみを予防するためには、ハードコンタクトレンズは使用しない方がよいですか?
目のくぼみを予防するためには、ハードコンタクトレンズの使用を避け、ソフトコンタクトレンズやメガネへの切り替えを検討することが推奨されます。ハードコンタクトレンズはその硬さからまばたきの際に摩擦を生じやすく、慢性的な炎症が引き起こされるケースがあります。
これがまぶたの裏側にある挙筋腱膜やミュラー筋に影響を与え、収縮力の低下や緩みを引き起こすことがあります。さらに、レンズの乾燥が原因でまばたきの抵抗が増し、挙筋腱膜が過度に引っ張られることにより、目のくぼみのリスクが高まります。
一度伸びたり緩んだりした挙筋腱膜を元に戻す方法は手術しかなく、予防のためには日常的なコンタクトレンズの選択が重要となります。
ソフトコンタクトレンズはハードレンズに比べて目になじみやすく、まばたきの抵抗が少ないとされていますが、ソフトレンズでも長時間の使用は避け、目の健康を守るために1日12時間程度の使用に留めることが望ましいです。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで目のくぼみについてお伝えしてきました。目のくぼみの要点をまとめると以下の通りです。

  • 目がくぼむ原因は、まぶたの脂肪が減少、眼輪筋が衰えなどが関係している
  • 目のくぼみを改善する方法は、まぶたのトレーニング、目元のマッサージ、アイクリームの使用、美整形手術などがある
  • 目のくぼみを予防する方法は、紫外線対策、パソコンやスマートフォンを長時間使用しない、アイメイクはやりすぎない、ハードコンタクトレンズを使用しないことなどがある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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