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眉間のシワは整形で改善できる?眉間のシワの種類や改善方法まで解説!

眉間のシワの整形であるボトックス注射ってなに?

眉間のシワが気になり、整形で改善できるのか興味がある方もいらっしゃるかと思います。本記事では眉間のシワの整形について以下の点を中心にご紹介します。

  • 眉間のシワについて
  • ボトックス注射について
  • ボトックス注射のメリットとデメリット

眉間のシワの整形について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。 ぜひ最後までお読みください。

眉間のシワとは?

眉間のシワとは?

眉間にシワがあると、まるで怒りや困惑の表情を浮かべているかのように見えます。これらのシワは一般的に「表情ジワ」と呼ばれています。 若い肌は弾力性があり、表情ジワとして形成されたシワはすぐに元の状態に戻ります。しかし、年齢を重ねると肌の弾力性が失われ、シワが元の状態に戻らなくなります。怒りや困惑の感情が生じると、「皺眉筋」という表情筋が働き、眉間にシワが形成されます。これが繰り返されることで、深いシワが刻まれていきます。

眉間のシワの原因

眉間のシワの原因

「眉間のシワ」は、顔の筋肉である「皺眉筋」が緊張して動くことで生じます。これは怒りや困惑などの感情を表現する際に特に顕著です。 また、年齢を重ねると肌の弾力性や保湿力が低下し、紫外線や乾燥などの外的要因により、シワが深くなりやすくなります。 特に、眉を寄せる癖がある人は、眉間のシワが深くなりやすい傾向があります。 再生医療は、「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」など、肌の弾力性を保つ成分を生成する「真皮線維芽細胞」を増やすことで、肌の若返りを促します。これにより、一度できたシワも元の状態に戻りやすくなります。また、考え事をしている時や小さな文字を読んでいる時、眩しい時などに無意識に眉間にシワを作ってしまうことも、シワの原因となります。さらに、「表情ジワ」である眉間のシワは、肌が乾燥したり紫外線に晒されたりすることで深く刻まれやすくなります。これらの要素を踏まえて、眉間のシワができる原因とその対策を理解することが重要です。

眉間のシワの治療であるボトックス注射とは

眉間のシワの治療であるボトックス注射とは

ボトックス注射は、眉間のシワを改善するための一つの手段です。ボトックス注射は、神経筋接合部でアセチルコリンの放出を抑え、表情筋を一時的に麻痺させることで、シワを軽減します。 眉間のシワは表情筋の過剰な使用により形成されるため、ボトックス注射による表情筋の麻痺は特に効果的とされています。また、定期的なボトックス注射により、シワが形成される前に予防することも可能です。
しかし、ボトックス注射は一時的な効果しか期待ができず、施術を行う医師の技術や経験も重要です。また、健康的な生活習慣や適切なスキンケアも必要です。

眉間のシワを改善するためには、ボトックス注射だけでなく、レーザー治療やヒアルロン酸注入などの様々な施術があります。これらの施術もすぐに効果が期待でき、持続期間も長いです。 眉間のシワを改善するためには、個々の状態に合わせた施術を選ぶことが重要です。そのため、信頼できる専門の医師に相談し、自分に合った施術を選ぶことが必要です。

ボトックス注射のメリットとデメリット

ボトックス注射のメリットとデメリット

眉間のシワ改善のボトックスのメリットとデメリットについて解説します。

メリット

ボトックス注射の利点は以下の通りです。

手軽さ:ボトックス注射は、注射針を使用しますが、施術後の痛みはほとんどありません。そのため、日帰りで施術を受けることが可能で、日常生活に影響を与えることは少ないです。

周囲に気づかれにくい:ボトックス注射の効果はすぐには期待できません。数日後から徐々に現れ、1カ月程度で安定します。そのため、周囲の人々に気づかれにくいという利点があります。

元の状態に戻る:ボトックス注射の期待できる効果は一時的で、3~6カ月程度となっています。そのため、結果に満足できない場合でも、時間が経てば元の状態に戻ることが可能です。

デメリット

ボトックス注射は、眉間のシワを改善するための一つの施術とされますが、そのデメリットも理解することが重要です。

期待できる効果は一時的:ボトックス注射の期待できる効果は永続的ではありません。注射後、徐々に現れ、ピークを迎えた後は徐々に薄れていきます。そのため、維持するためには定期的な施術が必要となります。

深いシワに対して期待できる効果が低い:深いシワに対しては、ボトックス注射が限定的である場合があります。これは、深いシワが肌の深層部にまで及んでいるため、表面的な治療では十分な結果を得られないことが理由です。

眉間のボトックス注射の副作用

眉間のボトックス注射の副作用

ボトックス注射には副作用もあります。

内出血:注射針を使用するため、内出血が起こる可能性があります。しかし、内出血は通常、直径1~2mm程度の範囲に限定され、ファンデーションで隠すことが可能です。また、内出血は通常、2週間以内に消失します。

効能の過剰:ボトックス注射の効能が強すぎると、問題が生じる可能性があります。例えば、眉間にボトックスを過剰に注入すると、眉をひそめられなくなることがあります。また、広範囲に広がりすぎると、まぶたが重くなり、目を開けにくくなることもあります。

妊娠中の使用禁止:ボトックスは妊婦や胎児に対する安定性が確立されていません。そのため、妊娠中や妊娠の可能性がある方はボトックス治療を受けられません。また、授乳中の方も同様です。

眉間のシワの種類とボトックスの注入場所

眉間のシワの種類とボトックスの注入場所

眉間のシワを改善するためのボトックスはどこに注射するのでしょうか?

スクランチ型

スクランチ型のシワは、眉間に小さな筋肉の塊が波上に形成され、皺眉筋と鼻根筋に均等な力がかかる特徴があります。筋腹とは筋肉の中央部を指します。ボトックス注入は、皺眉筋と鼻根筋にバランス良く行われます。具体的には、眉毛の上と鼻の付け根付近の5箇所に注入します。Ic(皺眉筋の内側)1部分では、皺眉筋に沿って30度内側向きに約1~2mmの深さで注入し、Oc(皺眉筋の外側)1部分では60度外側向きに約2~3mmの深さで注入します。そして、P(鼻根筋)1部分では約3~6mmの深さで垂直に注入します。

1型

1型のシワは、眉間に長い縦シワが形成される特徴があります。これは、鼻根筋に近い皺眉筋が相対的に強いためです。ボトックス注入は、主に皺眉筋を中心に行われ、鼻根筋への注入はほとんどありません。具体的な注入箇所は、眉毛の上の4箇所で、Ic1部分では皺眉筋に沿って30度内側向きに約1~2mmの深さで、Oc1部分では60度外側向きに約2~3mmの深さで注入します。

11型

11型のシワは、眉間に2本の長い縦シワが形成される特徴があります。これは、外側の皺眉筋が相対的に強いためです。ボトックス注入は、主に外側の皺眉筋を中心に行われ、鼻根筋への注入はほとんどありません。具体的な注入箇所は、眉毛の上の6箇所で、Ic1部分では皺眉筋に沿って30度内側向きに約1~2mmの深さで、Oc1とOc2部分では60度外側向きに約2~3mmの深さで注入します。

オメガ型

オメガ型のシワは、眉間の縦皺が前頭部の横皺と連動して形成される特徴があります。これは、ギリシャ文字の「Ω(オメガ)」のような形になるため、オメガ型と呼ばれます。ボトックス注入は、主に外側の皺眉筋を中心に行われ、鼻根筋への注入はほとんどありません。具体的な注入箇所は、眉毛の上の6箇所で、Ic1部分では皺眉筋に沿って30度内側向きに約1~2mmの深さで、Oc1とOc2部分では60度外側向きに約2~3mmの深さで注入します。

横皺型

横皺型のシワは、眉間の横皺が強く、鼻根筋と皺眉筋の内側が強い特徴があります。これにより、鼻の根本に向かってシワが集まります。ボトックス注入は、鼻根筋と皺眉筋の内側を中心に行われ、皺眉筋の外側への注入はほとんどありません。具体的な注入箇所は、鼻根筋を中心とした3箇所で、Ic1部分では皺眉筋に沿って30度内側向きに約1~2mmの深さで、P1部分では約3~6mmの深さで垂直に注入します。

ボトックス注射の効果が期待できる期間

ボトックス注射の効果が期待できる期間

ボトックス注射は、一般的に3~4ヵ月続くといわれていますが、個人差があり、短い方では4ヵ月、長い方では6ヵ月ほど続くこともあります。注入の頻度は、個々の状況や目的により異なります。そのため、適切な頻度を見つけるためには医師との相談が重要です。 また、ボトックスは定期的に使用することで期待できる効果が長持ちすると考えられています。したがって、期待できる効果を長期間維持したい場合は、適切な頻度での注入が必要となります。

ボトックスを注射した後の注意点

ボトックスを注射した後の注意点

ボトックス注射をした後の生活の注意点について以下に解説します。

施術箇所のメイクはしない

ボトックス注射後のケアについては、特に注入部位のメイクに注意が必要です。具体的には、注射後2日間程度は注入部位への化粧を避けることが推奨されています。それ以外の部位については、注射当日から化粧をすることが可能です。これらの注意点を守ることで、ボトックス注射の効果を引き出し、肌トラブルを避けられます。ただし、個々の肌の状態や反応は異なるため、具体的なケア方法については医師と相談することが重要です。

施術箇所を触らない

ボトックス注射後のケアとして、顔をこすったり、マッサージしたりすることも避けましょう。特に、注入箇所を触ると薬剤が広がり、筋肉の動きに影響を及ぼす可能性があります。眉間への注射の場合、薬剤が広がると目が開きにくくなるなどの問題が生じることもあります。

激しい運動や入浴はしない

ボトックス注射後のケアとして、激しい運動、サウナ、入浴、飲酒は避けることも推奨されています。これらの行為は血流を促進し、内出血のリスクを高める可能性があります。したがって、注射後は身体への負担を軽減し、安静に過ごすことが重要です。

まとめ

まとめ

ここまで眉間のシワの整形についてお伝えしてきました。眉間のシワの整形の要点をまとめると以下の通りです。

  • 眉間のシワは、怒りや困惑の表情を示す「皺眉筋」が働くことで形成され、若い肌ではすぐに元に戻るが年齢と共に肌の弾力性が失われ、シワが定着する
  • 眉間のボトックス注射は、筋肉の収縮を抑えることでシワを軽減する美容施術である
  • ボトックス注射のメリットにはダウンタイムが短く手軽に施術を受けられる点で、デメリットには期待できる効果が永久的に持続しない点が挙げられる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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